<C大阪・G大阪>後半、審判に抗議するC大阪・尹監督  (撮影・後藤 大輝) 
 ◇明治安田生命J1第29節第2日 C大阪0―1G大阪(2018年10月6日 ヤンマー)

 C大阪の尹晶煥(ユンジョンファン)監督(45)が、成績不振により途中解任される可能性が6日、急浮上した。複数の関係者によると、公式戦5試合連続未勝利と不振が続く中、残り6試合の状況ながら監督交代に踏み切る案が出ているという。今季いっぱいで契約が切れる指揮官とは来季の契約を更新しない見込みで、今季限りでの解任は濃厚。クラブ関係者は人事に関して「これからですね」と話したものの、水面下で後任探しへ動き出している。

 昨季はルヴァン杯でクラブ史上初のタイトルを獲得し、天皇杯も制して2冠を達成。ただ、今季はACLでグループリーグ敗退を喫し、ルヴァン杯と天皇杯も敗れた。リーグ戦では、この日にホームで迎えたG大阪とのダービーで0―1の完敗。FW柿谷をベンチからも外した中で結果は残せず、試合後は「今日の結果は衝撃的で、今は頭の整理がうまくつかない」と尹晶煥監督は肩を落とした。現在7位。来季のACL出場権獲得も厳しくなってきた。

 途中解任となれば、小菊昭雄コーチ(43)の昇格などクラブ内での人選が基本線。一方、水面下で着手している来季の後任監督探しに関しては、かつてオファーを出したクラブOBで元韓国代表の黄善洪(ファンソンホン)氏(50)らを候補に、幅広い人材の中から見極めようとしているもようだ。

10/7(日) 6:04配信 スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00000032-sph-socc

写真
https://amd.c.yimg.jp/amd/20181007-00000014-spnannex-000-3-view.jpg