貴乃花親方の引退によって貴乃花部屋が消滅し、一連の貴乃花問題が終結することになりました。大相撲ファンを二分する騒動だったのですが、今回の出来事を転機に協会は一枚岩でまとまることになるでしょう。

貴乃花親方は日本相撲協会の改革を目指して活動してきましたが、それはかなわない出来事となりました。

ここで本当は話題にしづらい話があります。しかしおそらくはこのタイミングで問題提起をしておかないともう二度と語るタイミングが出てこない“不都合な真実の話”です。言葉を選びながら今回の貴乃花問題の本質とも思えることを指摘したいと思います。

誰でも手に入る情報で、かつなぜかマスコミは黙殺している話。それは「横綱の寿命は一般人と比べて極端に短命だ」という事実です。これについては、決して貴乃花親方のことを暗示するものでもなんでもないことを、最初に強くお断りしておきます。

ここ数年を振り返ってみましょう。2011年、おしん横綱と呼ばれた隆の里さんが59歳の若さで亡くなりました。2015年に大横綱で現役の相撲協会理事長だった北の湖さんがやはり62歳の若さで亡くなっています。翌2016年には千代の富士さんが亡くなりました。享年61歳です。

つづく

東洋経済オンライン2018年10月4日17時00分
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