米大リーグの今季レギュラーシーズンの観客動員は1試合平均2万8830人で昨季から約4%減だったと2日、AP通信が報じた。3万人未満は2003年以来という。

 主力を次々と放出し、63勝98敗の地区最下位と低迷したマーリンズが過去最低を記録するなど全30球団のうち17球団で減少した。特に4月まで2万6867人に落ち込み、開幕直後の悪天候を一因に挙げた。1987年から大リーグ機構に関わっているマンフレッド・コミッショナーは「このような困難な事態は初めてだ」と憂慮を示した。

https://www.sanspo.com/baseball/news/20181003/mlb18100310000011-n1.html