タレントの関根麻里(33)が、日本テレビ系の朝の情報番組「スッキリ」(月〜金曜午前8時)にタレントのウエンツ瑛士(32)の後釜として2日、出演した。ウエンツは同番組内の「WEニュース」を担当していたが、実は同コーナーの前身の担当者が関根だった。
つまり返り咲いたわけだ。だが、この復活劇に局内では「まさか!?」との声が飛び交っている。その理由は、関根と日テレの“浅からぬ因縁”のせいだというが、いったいどんな中身なのか――。

 ウエンツが9月いっぱいで芸能活動を休止、10月から英国留学することを受け、空席となったのが「スッキリ」の火曜コメンテーターと海外のエンタメを紹介する「WEニュース」の担当。2011年4月から続いているが、誰が受け継ぐのか注目されていた。

「この一報を聞いた時は驚きました。だって関根に対しては日テレスタッフの多くがネガティブイメージを持っているからです」(放送作家)

 関根は「スッキリ」が「スッキリ!!」の名称のころの11年3月まで曜日コメンテーターを務め、ウエンツが担当していた「WEニュース」の前身である「週刊マリウッド」というコーナーを担当。
その年の4月にスタートした日テレの「ZIP!」(月〜金曜午前5時50分)の総合司会に抜てきされた。

「ネガティブなイメージ」とは程遠く、蜜月関係のようにも見えるが、この関係に亀裂が走ったのが関根の結婚だった。14年に韓国人歌手Kとの結婚が決まると、日テレに後ろ足で砂を掛けるようにして番組を降りてしまったのだ。

「関根をなんとか一人前のキャスターにしようと日テレは必死だったんです。でも最終的には女としての幸せを選択した。当時、結婚報告も最後の最後。しかも、結婚について報道するなと関根サイドから言われたことなどもあって、かなり険悪なムードの中の降板劇だったんです」(事情通)

 その後、関根は産休に入り、16年に仕事復帰。

「父親である関根勤と師匠にあたる萩本欽一の口利きでなんとか『誰だって波瀾爆笑』と『PON!』に出演していた。『波瀾――』はナレーターを務めているが番組には、いまだ完全復帰できない状態。彼女の姿を唯一、テレビで拝むことができた『PON!』も9月いっぱいで打ち切りになった。もちろん後番組の『バゲット』に関根の名前はありません」(同事情通)

 レギュラー番組はともに日テレなのだが、かつての蜜月関係には程遠いという。

 そんな関根の苦境を救ったのが、事務所の後輩みやぞん(33)だった。

「同じ浅井企画なんです。『24時間テレビ』のトライアスロン企画を制覇したみやぞんは、いまや日テレでは超VIPタレント。所属事務所から“関根を起用してくれ”と言われれば、ノーとは言えないんですよ。『スッキリ』のスタッフも首を縦に振るしかなかったようです」(同事情通)

 関根の起用は吉と出るか。

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