2018.10.2 20:03
https://www.sankei.com/sports/news/181002/spo1810020030-n1.html
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リラックスした表情で調整する高木美帆(左)と姉の高木菜那=長野市エムウエーブ

 スピードスケートのナショナルチーム(NT)が2日、長野市エムウエーブでの練習を報道陣に公開し、平昌五輪で活躍した女子の高木美帆(日体大助手)や姉の高木菜那(日本電産サンキョー)らが、シーズン開幕に向けハードなメニューをこなした。

 北海道地震の停電により、合宿先だった帯広市の明治北海道十勝オーバルの氷が溶け、9月はほとんど氷上練習ができなかった。長野に入って氷に乗るのはこの日がまだ3度目。女子は1周32秒以内の高速滑走を力尽きるまで続けるなど、負荷の高い練習で体力強化に励んだ。

 前半戦のワールドカップ(W杯)代表選考会を兼ねる全日本距離別選手権は26〜28日に長野市で行われ、2022年北京五輪に向けた第一歩となるシーズンが本格的に幕を開ける。

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調整する高木美帆(右)と姉の高木菜那=長野市エムウエーブ