「僕はやっぱり……ジャニーズが好きなんですよ。ジャニーさんが思い描いているものを形にしたいという思いが強かった」

今年いっぱいで芸能界から引退することを発表した滝沢秀明。今後は後輩の育成やプロデュースなど、ジャニーズ事務所の“裏方”に専念するという滝沢が、
9月27日発売の「週刊新潮」(新潮社)の独占インタビューに応え、改めてファンや関係者の間で波紋が広がっている。

「(社長就任は)それは絶対にないです。(中略)経営陣に入るつもりもない。そもそも僕は経営が出来ませんから。そこは、ジュリーさんがやっていかれるんだろうと思います」

「僕は毎日、ジュリーさん(注:藤島ジュリー景子副社長)と連絡を取っていますよ。今朝も話しました」
 
もともと滝沢が事務所社長であるジャニー喜多川氏の後継になると報じたのは、8月30日に発売された「週刊文春」(文藝春秋)だった。
ジャニー氏が長年寵愛してきた滝沢を、ジャニーズの後継者に指名、すでにタレントの売り込みのため、滝沢がテレビ局詣でをしているというものだった。

「文春」といえば、3年前からジャニーズのゴタゴタを報じ、のちのSMAP解散の発端となった。
今回も「文春」が報じて間もなく、滝沢の引退が正式発表されたという経緯がある。

「『文春』はここ最近も関ジャニ∞の渋谷すばるの脱退をスクープするなど、依然としてジャニーズネタに強い。
そんな背景もあり、特にSMAP解散では“悪役”にさせられてしまったメリー喜多川副社長にとって、『文春』の“タッキー引退報道”はなんとしても許せなかった。
そんななか、『文春』のライバルである『新潮』は、SMAP解散の際もジャニーズ事務所を擁護したように、ジャニーズとのホットラインを持っています。
“敵の敵は味方”というわけで今回、再びジャニーズと『新潮』がタッグを組み、滝沢に『文春』の報道を否定させるようなインタビューを掲載したと聞いています」(出版社関係者)

そんな滝沢について、ある芸能事務所幹部はこう懸念を口にする。

「来年から本格的にジャニーズの屋台骨を支えていく滝沢ですが、彼の短気な性格が心配ですね。
あの王子様然としたルックスからは想像もつきませんが、滝沢は短気でキレやすいことで有名。
SMAP騒動の際にあるマスコミの直撃取材を受けた彼は、記者を怒鳴りつけ、ビビらせて退散させたほどだと聞いています。
今回の『新潮』のインタビューでも『僕も頑固な人間なので』と語っていますが、今後重要な局面で感情のコントロールがうまくできるかどうか。
キレて変なことを言ってしまったら大変ですからね」

裏方に回ってもマスコミに追いかけられることが予想される滝沢だが、うまくかわすことができるだろうか。

http://dailynewsonline.jp/article/1529966/
2018.09.29 19:30 ビジネスジャーナル