武士の一分の時のニュース

木村拓哉が日本アカデミー賞を辞退したもうひとつの理由

キムタクはやっぱり逃げた――。こんな声がまたぞろ大きくなっている。
昨年暮れ、木村拓哉(34)は映画「武士の一分」での日本アカデミー賞主演男優賞のノミネートを辞退した。
ジャニーズ事務所が「所属タレント同士で争うのは本意ではない」との方針を打ち出しているからだ。

だが、おかしいのは今月4日に草ナギ剛が読売演劇大賞の「杉村春子賞」を受賞したこと。
そこで「キムタクは最優秀賞を逃したら名前に傷がつくから逃げた」との声が再び強まってきている。

しかし木村の辞退には別の理由があるという。


「日本アカデミー賞中継の裏番組にジャニーズのタレントが出演しているからなんです。
今年の授賞式は日テレが16日の夜9時から2時間放送する。
その時間帯はTBSが9時から中居正広の『金曜日のスマたちへ』
10時からは嵐の松本潤が出演しているドラマ『花より男子2』が放送される。
キムタクがアカデミー賞に出席すると、ジャニーズのタレント同士で視聴率争いをすることになる」(マスコミ関係者)


一般的にはあまり知られていないが、ジャニーズ事務所は所属タレントの出演番組が同じ時間帯で
かぶらないよう調整している。人数が増え、所属タレントが帯番組を任されるケースも出てきたため
例外もあるが、基本的には“ガチンコ対決”を避けている。SMAPクラスの大物になればなおさらだ。

今回回の木村の辞退は、同じSMAPの中居の冠番組とカチ合うことを避けた結果ということになる。なるほどね。