漫画家・冨樫義博氏の人気漫画『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター)が、22日発売の『週刊少年ジャンプ』43号で連載を再開させた。
最後に掲載されたのは4月2日発売の18号で、約5ヶ月半ぶりの復活となる。

センターカラーで連載が再開されて、第381話の扉絵ではメインキャラクターのキルアが「オレ、今どこ?」、ゴンが「あ、オレ念使えないんだった」、レオリオが「出せコラ」と、それぞれ最近出番がないことをネタにしたセリフとともに描かれている。

17日にNHKで放送されたドキュメンタリー番組『のぞき見ドキュメント 100カメ』では、『週刊少年ジャンプ編集部』が舞台に。
番組では、撮影スタッフが誰ひとり現場にいない、固定カメラ100台を使った撮影手法により“素”の人間ドラマを描き出す。
そこで『HUNTER×HUNTER』の担当編集が、今回再開される第381話について「やっべえぞ。マジでヤバいものを手に入れてしまった。神回。原稿をもらって泣きそうになったの久しぶりだわ」と感想を述べていた。

1998年に連載を開始した同作は、主人公の少年ゴンが、親友キルアら仲間たちと旅に出る冒険ファンタジー。
現在、未開の大陸への渡航を目指す船の中で、カキン帝国の次期国王を決める王位継承戦が行われており、王子たちやクラピカ、幻影旅団のメンバーなど各キャラクターたちの思惑がぶつかり合う「暗黒大陸編」を展開。

最後に掲載された第380話では、ミザイストムが連続殺人事件の対策本部を設立し、第3層で第11王子のフウゲツが発見されたところで終了。
『次号よりしばらくの間休載いたします。再開が決まり次第、本誌でお知らせします』と発表され、目次ページでも、冨樫氏は「また休載ですみません。なるべく早いタイミングで戻って来れるよう頑張ります」とコメントを残していた。

同作はこれまで数回休載しており、最近では17年9月より休載し、約5ヶ月後18年1月に連載を再開するも、その後4月から再び休載。
今月5日に公式サイトで連載再開が発表されると、ファンから「ハンターハンター復活おめでとー」「平成最後にハンターハンターが読める」と喜びの声があがっていた。

■近年の休載期間
・07年12月〜08年2月(約2ヶ月)
・08年5月〜08年9月(約4ヶ月)
・08年12月〜09年12月(約1年)
・10年6月〜11年8月(約1年2ヶ月)
・12年3月〜14年5月(約2年3ヶ月)※12年12月に劇場版の序章となる特別編2話掲載も本編は休載
・14年8月〜16年4月(約1年8ヶ月)
・16年7月〜17年6月(約11ヶ月)
・17年9月〜18年1月(約5ヶ月)
・18年4月〜18年9月(約5ヶ月半)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180921-00000378-oric-ent

週刊少年ジャンプ43号
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「HUNTER×HUNTER」35巻
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