勉強のできる奴っていうのは、案外噂レベルの話でも信じやすい。
勉強のできない奴っていうのはその逆で、案外噂を信じない。
よくは分からないが、共感性の問題なんだろうと思う。
勉強のできる奴は大抵本を読むが、この行為が目の前の物ごとに
自動的に共感してしまう体質を作ってしまうようだ。
反対に勉強のできない奴は本も読まないので、物事に対する共感性も低い。
だから噂話なぞは信じない。
読書っつったってメリットデメリットあんだよ。
読書好きは、なぜか読書を至高の知的作業のように言い、読書しないことを責めるが、
こーゆーふーにただの傲慢になっちまうのが読書する奴だわな。
むしろ思うんだが、読書することにそんなに素晴らしさを見出してるってことは逆に言えば、
読書って作業が苦痛なんじゃないか?と。
苦痛なことを長らく続けてる自分=偉い、みたいになってるんじゃないか?と。
そんなに嫌なら本なんか読むの止めちまえばいいのに、ってゆーのが本を読まない俺の印象。
だって、ギター弾くのが好きな奴が、他人に「お前もギターを弾くべきだ。」
「ギターを弾かないと馬鹿になる」なんて言うか?
なぜか、本を読む奴だけ、他人に読書を強要し、読書する自分を偉いと思ってる。
でもって、読書をしてきた自分を頭の良い人間だと思ってる。読書って
相当厄介な病気を背負い込むことになっちゃうんだね。
ちなみに、読書をすると思考能力が付くっていうのも大間違い。
思考能力なんぞは付かない。傲慢さからくる気のせい。