NHKは19日、過去の連続テレビ小説を総合テレビの月〜金曜の夕方に帯で再放送する第2弾として、2015年後期「あさが来た」が11月5日にスタートすると発表した。

 月〜金曜午後4時20分から1日に2話ずつオンエア。放送開始日は変更の可能性あり。

 現在は4月にスタートした2011年後期の傑作「カーネーション」が第1弾として再放送中。異例の編成として注目を集めた。

 「あさが来た」は女優の波瑠(27)がヒロインを務めた朝ドラ通算93作目。幕末から明治・大正時代を背景に、大阪有数の両替商に嫁いだヒロイン・今井あさが商売の才覚を発揮して実業家となり、日本初の女子大学設立に奔走する姿を描いた。モデルは“明治の女傑”と呼ばれた広岡浅子。朝ドラ初の幕末スタートとなった。

 2005年後期「風のハルカ」を手掛け、フジテレビ「不機嫌なジーン」(05年)で向田邦子賞を最年少受賞した大森美香氏(46)が脚本を担当。AKB48によるオープニングテーマ「365日の紙飛行機」も好評を博した。

 全156回を通じた期間平均は23・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。朝ドラとしては2002年前期「さくら」(23・3%)を上回り、今世紀最高を記録した。

[ 2018年9月19日 18:10 ]
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/09/19/kiji/20180919s00041000234000c.html