「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)では、あのイモトアヤコ(32)をも凌ぐ活躍(? )を見せつけ、今年(2018年)の「24時間テレビ」(同前)ではチャリティーパーソナリティーを務めつつ、女芸人に混ざってヲタ芸を披露。さらに10月からは「あなたには渡さない」(テレビ朝日系)で6年ぶりとなる連ドラ主演も決まっている。ノリにノっている木村佳乃(42)に、さらなる大舞台・紅白司会、との声まで上がり始めた――。

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 その根拠とは、“夏の紅白”とも喩えられる「第50回 思い出のメロディ」(NHK・8月18日放送)の司会に、木村が抜擢されたことだ。実際、収録後の会見では、紅白の司会についても質問されているのだが、それに対する木村の答えがこれ。

「前奏の時の曲紹介はすごく緊張したけど、また、ぜひやりたい。紅白ですか? はい、もちろん!」

 相変わらず、屈託のない受け答えだ。

 だがこれをもって、紅白は決まり! とするのも時期尚早のようだ。業界関係者が言う。

「同じくメイン司会の氷川きよし(41)を完全に喰ってしまった活躍には、目を見張りました。しかし、『思い出のメロディ』で上手くいったからといって、今年の紅白の司会かというと、疑問です。たしかに“夏の紅白”ともいわれますし、NHKの大型番組であることは間違いありません。それゆえ『思い出〜』の司会をすると、その年の紅白の司会候補ともいわれるわけですが、過去にこの番組の司会をした年に紅白の司会になったのは、1974年の佐良直美(73)、78年の森光子(1920〜2012)、そして2010年の松下奈緒(33)だけなんです。仲間由紀恵(38)も両方で司会を務めましたが、紅白(05年)をやったのは『思い出〜』(03年)の2年後のこと。松下が『思い出〜』の司会をしたのは朝ドラ『ゲゲゲの女房』のヒロインとして出演中で、音大卒という経歴があったから。紅白の司会に選ばれたのは、『ゲゲゲ〜』の評判がよかったためと、NHKへの貢献度も高いと評価されたのでしょう」

つづく

9/17(月) 7:00 新潮
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写真
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