長谷部はバイエルン・ミュンヘンとのスーパーカップ戦(0-5)やDFBポカール1回戦ウルム戦(1-2)にはそれぞれ出場するも、ブンデスリーガ開幕節フライブルク戦(2-0)は風邪で欠場を強いられると続く第2節ブレーメン戦(1-2)はベンチにも含まれず。その監督の判断に周囲から疑問符が投げかけられていた。
そして、『スカイ』でフランクフルトを担当するベーレンベック氏も長谷部の前節でのメンバー外に首を傾げている。「新監督の下でマコト・ハセベが最近メンバーに含まれなく、スタンドに送り出されたことについて理解を示す人は少ないだろう」と記し、「アディ・ヒュッターは4バックの前のボランチに(ルーカス・)トッロと(ジェルソン・)フェルナンデスを配置。だがこの中盤には戦略的な要素が明らかに不足していた」と指摘した。
さらに「ハセベがドルトムント戦で絶対にプレーするべき理由を述べる」と綴り、次のように続けている。
「一、彼はゲームを落ち着かせる存在で、フランクフルトの数少ないリーダーの1人。二、ドルトムントの攻撃は手強いため、3バックへの変更が有意義。そうしたらハセベが最適となる。三、トッロもフェルナンデスも、ブレーメン戦、フライブルク戦で、中盤で特に優れたパフォーマンスを見せていない。対するハセベはそのポジションを本職とする。四、“ハーゼ”(長谷部の愛称)は豊富な経験とゲームを読み解く能力を持ち、まだ安定感を欠いているチームを支え、戦略的な要素を与えることができる」
メンバー外について長谷部も先日、「満足していないですが、監督とはたくさん話をしていますし、問題はありません」と語っていたが、「フランクフルトでの4年間では常にスタメンだったので」とポジション奪取に意欲を燃やす一面も覗かせていた。ヒュッター監督はこれまで中心選手の1人であり続けたベテランMFをドルトムント戦で再び起用するのか、注目したいところだ。
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