言い分が何から何まで食い違っている。

 日本バドミントン協会は10日、都内で理事会を開き、
再春館製薬所の元監督で現在岐阜トリッキーパンダースに所属する
今井彰宏氏(48)に対し無期限で会員登録を認めない処分を下した。
今井氏は5月に熊本県協会から除名され現在会員ではないため、
再登録できない処分となる。


 熊本県協は金銭的不正があったとして今井氏を詐欺容疑で刑事告訴し、
今井氏側は熊本県協の永久追放処分を不服として
日本スポーツ仲裁機構(JSAA)に仲裁を申し立てている。

 一方、今井氏に指導を受け昨夏の世界選手権で銀メダルに輝いた
女子ダブルスの福島由紀、広田彩花組は、今井氏を支持。
今年5月1日付で再春館製薬から
岐阜トリッキーパンダースに移籍している。

 今井氏は今回の処分によって国内外の公式戦に指導者として参加できなくなるが、
練習での指導はできるという。

 日本協会は、聴聞の結果、今井氏が選手の賞金などの取り扱いで
不正があったことなどを認めたとしているが、
今井氏側は同日、岐阜トリッキーパンダースのフェイスブックで
「事実をねじ曲げられている。(金銭的な不正などは)全て否定している」と反論。
「日バ(日本バドミントン協会)から詳細が届きましたら声明を発表するとのことです」
と改めて徹底抗戦の姿勢を強調している。まさに泥沼だ。
 
【元記事】
https://www.zakzak.co.jp/smp/spo/news/180911/spo1809110013-s1.html
 
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