「ボクシング・WBCシルバー・スーパーフライ級タイトルマッチ」(8日、イングルウッド)

現役復帰した元世界3階級制覇王者の井岡一翔が8日(日本時間9日)に米カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムで開催された興行「スーパーフライ3」で復帰戦に臨み、
3回にダウンを奪うなど3−0の判定で、王者マクウィリアムズ・アローヨ(32)=プエルトリコ=に完勝した。

米国に渡った井岡は以前よりも攻撃的なスタイルに変貌。2月に元WBC世界同級王者のカルロス・クアドラス(メキシコ)に判定勝ちしている強豪アローヨをテクニックだけでなくパワーでも圧倒した。
3回終盤にはワンツーの右ストレートでダウンを奪い、試合を支配。昨年4月のWBA世界フライ級王座5度目の防衛戦から約1年半ぶりの試合は未知のスーパーフライ級でもあったが、世界トップレベルにあることを証明した。

昨年大みそかに電撃引退した井岡は6月20日に都内で会見し、現役復帰を表明。
今後は米国を拠点とし、スーパーフライ級で日本初の4階級制覇を目指すことを明言した。
スーパーフライ級ではWBAですでに2位にランクされているが、この勝利で他団体にもランクされることは確実。次戦での世界挑戦が現実味を帯びてきた。

井岡の通算戦績は24戦23勝(13KO)1敗。アローヨは21戦17勝(14KO)4敗。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180909-00000062-dal-fight
9/9(日) 11:43配信