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2018年8月30日 05:00

1964年のミュージカル映画「メリー・ポピンズ」の約50年ぶりとなる続編「メリー・ポピンズ リターンズ」が、2019年2月1日に日本公開されることが決定した。あわせて主演エミリー・ブラント扮するメリー・ポピンズが、赤い帽子を目深にかぶる様子をとらえたティザービジュアルも披露された。

ウォルト・ディズニー氏が英作家パメラ・L・トラバースの小説「メアリー・ポピンズ」に惚れこみ、最も映像化を熱望したといわれる「メリー・ポピンズ」。64年に製作された映画版は、実写とアニメーションが融合した革新的な表現や、印象的な音楽とダンスが見るものの心を掴み、今なお世界中で愛される傑作だ。

続編となる「メリー・ポピンズ リターンズ」の舞台は、前作の20年後。バンクス一家の長男マイケルは、今では家族を持つ親となり、父や祖父が働いたロンドンの銀行で臨時の仕事に就いていた。しかし、大恐慌時代において金銭的な余裕はないうえに、マイケルは妻を亡くしたばかり。さらに追い打ちをかけるように、融資の返済期限が迫り、家を失う窮地に立たされる。そんなとき、“ほぼ完璧な魔法使い”メリー・ポピンズが、風に乗って現れる。20年前と変わらぬ容姿の彼女が起こす“奇跡”を受け、バンクス一家は幸せを取り戻すため動き出す。

メガホンをとったのは、前作の大ファンを公言するロブ・マーシャル監督。「シカゴ」「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」「イントゥ・ザ・ウッズ」などを手がけ、舞台演出家、振り付け師としても知られる同監督が、“ディズニー史上最高のハッピー”へと観客を導く。音楽は、「ヘアスプレー」などのマーク・シェイマン&スコット・ウィットマンが担当している。

また「プラダを着た悪魔」「クワイエット・プレイス」などのブラントがメリー役に扮し、ブロードウェイミュージカルのスター、リン=マニュエル・ミランダがメリーの古くからの仲間である街灯点灯夫ジャック役を担う。ほか「キングスマン」のコリン・ファース、オスカー女優メリル・ストリープ、「007 スペクター」のベン・ウィショーら豪華な面々が名を連ね、前作でバートを演じたディック・バン・ダイク(92歳)も出演している。

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