この金額が妥当か否かはともかく、伝統芸能や文化の社会に於いて昇段や名取り試験に幾ばくかの金を払うのは当然。
飲食店の暖簾分け代みたいなもので、これこそが日本の伝統芸能、文化に於ける流派制のビジネスモデルで、これを否定すると流派制は成り立たなくなる。
おそらく、この告発者だって、流派の看板を使って道場を経営し、生徒から会員費や月謝を取ってるでしょ?
高段位になれば、それだけの宣伝効果を得るわけで、その格の人間に求められるのは技能だけでなく、普及に努める義務も負う。
650万は法外だとは思うが、それ自体はそれを証明するものなんだろう。
これまでこれが続いてきてるのは、これまでこの段位に到達する人間はその金額を払えるだけの規模の道場を経営し、収入を得てきたんだろう。
しかし、この告発者にはその才覚がないか、金を払わずに稼ぎたい人間なんじゃ?