スパイゲート事件 フェラーリの技術者がマクラーレン・メルセデスに移籍する時に
大量の技術資料を渡した産業スパイ事件。マクラは1億ドルの罰金。この時に
マクラーレン内のルイス・ハミルトンへの優遇に不満を抱いていたフェルナンド・アロンソは、
自分を優遇しなければ、スパイゲートを証明するEメールをFIAに渡すとロン・デニスを脅したといわれている。
雇われてるのに火事場泥棒しようとしたので、メルセデスのアロンソに対する心象が悪くなった。

クラッシュゲート事件 アロンソを有利にするためにチームの首脳フラビオ・ブリアトーレと
パット・シモンズとピケJr.の3者間で、事前に意図的なクラッシュを実行する周回数や場所を打ち合わせたとされる。
ピケJr.の説明によると、ブリアトーレ、シモンズの両名から従うならばF1のシートを保障し、
従わない場合はF1のシートを保障しかねると半ば脅迫染みた内容の命令を受けた。
ブリアトーレはFIAが統括する全てのモータースポーツ競技から無期限の追放処分を一時は受けた。
これほどのことをやらかした人間が今は戻ってきて、アロンソの代理人やってることからも
事件の本当の首謀者は明らかだろう。