悪夢のような第3Q バスケ男子、黒星発進 アジア大会
2018年8月14日17時32分 朝日新聞デジタル
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(14日、アジア大会 バスケットボール男子1次リーグ)

悪夢のような第3クオーター(Q)だった。今大会の日本勢最初の試合となったバスケットボール男子の台湾戦。
49―36と最大13点のリードを奪いながら、残り1分で追いつかれた。そこから2本連続で3点シュートを決められ、逆転を許した。

「リードしていても、どこか雰囲気が重かった。若い選手が多く、うまく切り替えられなかった」と最年長の34歳でセンターの太田(三遠)は明かす。
日本の平均年齢は24・7歳。試合の流れを引き戻す選手がおらず、第4Qに2点差まで追い上げるのが精いっぱいだった。試合残り10秒で太田が審判にパスをするなど、終始ミスも目立った。

世界ランキング49位の日本に対し、台湾は57位。約1カ月半前のワールドカップ(W杯)アジア地区1次予選最終戦では40点差をつけて快勝した相手だ。
ただ、12人中8人が前回と同じメンバーの相手に対し、日本は太田とガードの辻(川崎)のみ。チーム最多の32得点を稼いだファジーカス(川崎)や八村(米ゴンザガ大)ら主力は、9月に始まるW杯2次予選に備えるため招集されなかった。

ラマス監督も指揮を執らずに会場で見守った。W杯2次予選に向けた23日からの合宿に参加するため、この試合限りで帰国するからだ。
「20代前半の若い選手たちに成長を期待している」。次戦は16日のカタール戦。20年ぶりのメダルとなる銅を獲得した前回大会(韓国・仁川〈インチョン〉)並みの成績を残すためにも、立て直しを図りたい。

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バスケ日本男子は黒星スタート
ジャカルタ・アジア大会
018/8/14 19:57
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バスケットボール男子の1次リーグが始まり、C組の日本は初戦で台湾に65―71で敗れ、黒星スタートとなった。
前半で37―30とリードしたが、第3クオーターに逆転を許した。16日にカタールとの第2戦に臨む。(共同)


日本―台湾 第2クオーター、シュートを阻まれる橋本(左)=ジャカルタ(共同)
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第4クオーター、台湾の選手と接触し倒れ込む太田(左)=諫山卓弥撮影
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