「うる星やつら」など数々のヒット作で知られる新潟市出身の漫画家、高橋留美子さんが7日までに、「漫画のアカデミー賞」ともいわれる米アイズナー賞の「コミックの殿堂」入りに選ばれたことが分かった。日本作家の殿堂入りは手塚治虫さんらに続き6人目で、日本の女性作家としては初めてとなる。

 アイズナー賞は米国で最も権威ある漫画賞の一つとして知られ、識者や業界人によって選ばれる。受賞作は毎年、カリフォルニア州サン・ディエゴで開かれる漫画などの大規模イベント「コミコン・インターナショナル」で発表され、今年は7月下旬に高橋さんらが選ばれた。

 アイズナー賞公式サイトでは、高橋さんを「世界中で数億冊の本が売れている史上最高の女性漫画家」と評価している。ほかに「めぞん一刻」や「らんま1/2」などの作品を描き、アニメ化されていることなどが紹介されている。

 殿堂入りしている日本人作家はほかに小池一夫さん、小島剛夕さん、大友克洋さん、宮崎駿さん。

2018/08/08 11:48
新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20180808411250.html

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