8月4日、ジャニーズの木村拓哉が、西日本豪雨災害で大きな被害を受けた広島県呉市を訪れた。

木村は『V6』の三宅健、俳優の生田斗真を従えた格好で、現地の小学校で炊き出しを行った。

「被災地支援は歓迎すべきことですが、ボランティアの根幹である奉仕の精神なのかは疑問。当日もすでに木村が来ることが地元のマスコミに伝えられていて、木村らはテレビカメラの前で炊き出し、お菓子を手渡し、被災者の人たちと記念撮影をするなど、善意の行為ばかりが映されていた。いかにも自分たちの宣伝を兼ねたクサい演出に見えました」(ジャニーズライター)

この日、3人は『Johnny’s Smile Up ! Project』の文字が入った帽子、Tシャツを着用。おそろいのいで立ちで支援活動に携わった。

「『――Project』はジャニーズ事務所が先ごろ立ち上げた社会貢献団体ということになっています。聞こえはいいのですが、実態は事務所の宣伝やイメージアップ戦略でしょう。木村は『SMAP』の解散以来イメージが悪いので、今回、三宅らを連れてリーダーのように振る舞った。おそろいの格好なのも、何だかあざとい感じです」(同・ライター)

木村はテレビカメラの前で「今後も継続するべき」と語ったものの、呉市の次は翌日に倉敷市を短時間訪れただけ。


▪ イメージ回復どころか逆効果に…

「事務所の企画というのがアリアリでした。被災者とにこやかに握手しているところは撮らせるけれども、そんな“美しい場面”以外は撮影禁止。取材制限は相変わらずだし、木村も陰に回ると、いつものフテくされた態度。お供のガードがすごくて、そんな様子など撮ったらスポーツ紙も女性誌も、今後出入り禁止。結局はパフォーマンスです」(芸能ライター)

7月20日には『嵐』の松本潤が広島県と愛媛県の県庁を訪れ義援金の目録を知事に手渡し、被災地を訪問。23日には同じく『嵐』の二宮和也が岡山県庁を訪れ、やはり知事に義援金目録を手渡している。

「事務所は2人を『嵐』の看板として推しているらしく、2人の義援金パフォーマンスは即日報道され、大きな話題となりました。事務所も木村のイメージ回復のために行かせたのでしょうが、どれもが演出クサくてまた『木村、偽善!』と“キムタクたたき”も始まっています。本当に被災地のためを思っているのか怪しいもんです」(同・ライター)

金を出し、現地で被災者を励まし、メディアには一切撮影を許可しない。われらがキムタクにはそんな姿を見せてほしかった…。
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