山根体制が揺らいでいることがはっきりした。日本ボクシング連盟は7日夕方から大阪市内で臨時理事会を開き、
山根明会長の解任動議も提出される見込みとなった。同連盟は不正判定疑惑や、助成金不正使用疑惑などで大揺れ。
約30人いる理事が、大量に辞職する可能性も高まっている。

問題の告発者の1人で「日本ボクシングを再興する会」の菊池浩吉氏によると、すでに辞任に関する書類に押捺している
理事もいる。

側近といわれた吉森副会長でさえ、7日の高校総体閉会式後に、辞職を選択肢と入れているかどうかを報道陣から
問われると「全部ではないが、責任の一端が私にもある」と、自身が辞任する可能性に触れた。

弁護士でもある同副会長は、過去の山根会長の暴力団関係者との交友について「知ったのは最近」と説明。また、
臨時理事会で山根会長に辞任を求める理事の存在には「そういう声があることは知っている」と話した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180807-00000115-spnannex-fight