>>521
https://full-count.jp/2017/04/11/post64686/
阪神・藤浪はどの部分が「未完」なのか データから見える課題とは

投手の優秀さは「防御率」という数値で示される。防御率は9回完投したとして何点奪われるかを示した数値だ。ただし、防御率は「失点」ではなく「自責点」で算出される。
被安打や被本塁打、与四球など投手の責任とされるリザルトによって失った点=自責点に基づいている。

藤浪は防御率に表れない失点、つまり自身の失策絡みの失点も非常に多いのだ。

過去3年のセ・リーグ、「自責点にならない失点率」を見ていこう。

○2014年
1 内海哲也(巨)0.00
最下位 藤浪晋太郎(神)0.83

○2015年
1 前田健太(広)0.04
2 ジョンソン(広)0.14
3 メッセンジャー(神)0.19
最下位 藤浪晋太郎(神)0.77

○2016年
1 石田健大(De)0.00
2 黒田博樹(広)0.12
最下位 藤浪晋太郎(神)0.91

上位の選手は毎年変わるが、藤浪は、3年連続で(規定投球回数以上の投手で)最下位。

失策絡みでの藤浪自身の自責点にはならない失点が極めて多いのだ。
これでは防御率は優秀でも、チームへの貢献度は高いとは言えない。

先発投手は年間、40数回程度しか守備機会がない。守備率100%も珍しくない。
その中で藤浪の守備率は際立って低いと言えるだろう。