エンゼルス 正二塁手キンズラーを放出 来季以降見据えたチーム編成に
2018年7月31日 14:28 スポニチ Sponichi Annex 野球
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レッドソックスにトレードされたキンズラー
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5月10日、エンゼルス対ツインズ 7回裏エンゼルス2死、中越えに5号本塁打を放ち、キンズラー(中央)に握手で迎えられ笑顔を見せる大谷
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エンゼルスは30日(日本時間31日)、正二塁手のイアン・キンズラー内野手(36)とレッドソックス傘下3Aの左腕ウィリアムズ・ジュレス投手(25)、右腕タイ・バッテリー投手(26)の交換トレード成立を発表した。

エ軍のビリー・エプラーGM(42)が同日、電話会見を開き「凄く難しいことだったけど、キンズラー自身は(球団に)感謝していた。12月に契約して以来、スプリングトレーニングでもよくやってくれた。我々にとって良い決断だった」と説明した。

昨年オフにタイガースからエ軍へトレード移籍してきたキンズラーは、今季はここまで91試合に出場し、打率.239、13本塁打、32打点の成績を残していた。

今後の正二塁手の筆頭候補は今季メジャーデビューしたデビッド・フレッチャー内野手(24)で、同GMは「彼(フレッチャー)はどこでも守れる。二塁手としてもうまくやれる」と期待を寄せた。

エ軍は今月26日にも同じア・リーグ西地区のアストロズに正捕手のマーティン・マルドナド捕手(31)をトレード放出し、ア軍傘下マイナーの左腕パトリック・サンドバル投手(21)と「インターナショナル・ボーナス・プール」(海外若手選手の獲得枠)を獲得した。

エ軍は首位ア軍まで14ゲーム差の4位。ワイルドカードの2番目の椅子を争うマリナーズまで9・5ゲーム差とプレーオフ進出が厳しい状況となっている。マルドナドに続き、キンズラーを放出し、来季以降を見据えたチーム編成に大きく舵を切っている。