>>49
>>63
可変フォーメーションというのは選手のポジションを動かす事でプレスを外してビルドアップの際に「人余り」を作る事が目的

ポジショナルプレーがその人余りにどう対応するかというと、まず人と人の間にポジショニングする
つまり一対一で対応するのではなく、一人で二人三人の敵に同時に対応出来るように陣取る
具体的にはボールホルダーと次のパスの行き先だったり、二つパスコースがある場合はそのトライアングルの真ん中だったりだね
その一人のポジショニングによって周りの味方も同じように人と人の間に位置し、
次にボールが動く場所によってまた中間ポジションを取り直したり、ボールが取れそうな時はダッシュをかけて挟み込んだりする
この人ではなくボールの動きに合わせたポジショニングを「ボールオリエンテッド」という
だからガチガチに固められたブロックではなく、柔軟にうねうねと動く網なんだよ

香川がクロップやトゥヘルに鍛えられてバルサのコーチにポジショナルプレーの見本としてそのプレッシングでのポジショニングや攻守の切り替えの早さの参考例として取り上げられたり、
乾がエイバルで初めは守備がなってないと言われながらその後の3年間で身に付けたのがこの技術

逆にハリルがデュエルデュエル連呼してすぐボールホルダーにぶつかっていく守備は網に穴を開ける行為
ボールホルダーに向かって突っ込んでいくスタイルの井手口がリーガで試合に出られなかった理由がこれ