5月14日に井上前コーチが内田前監督の指示で、当該守備選手と、その父親を三軒茶屋キャンパスに呼び出し、その場で当時理事だった井ノ口氏が「本件タックルが故意に行われたものだと言えば、バッシングを受けることになる」と、暗に内田氏らの関与がなかったように説明することを求めたという。その上で「(同意してくれれば)私が、大学はもちろん、一生面倒を見る。ただ、そうでなかったときには、日大が総力を挙げて、潰しにいく」と、脅迫まがいの口封じを図ったという。
最終報告では「当時理事であった井ノ口氏や日大職員によって関係者に対する口封じという重大な隠蔽工作が行われており、日大による事実調査の体制などに大きな問題があったことは明らか」と、断罪した。
2018年7月30日 18時39分
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