またドレイクは、“In My Feelings”の2週連続1位により、1位獲得週数が通算で41週に。ドレイクはこれまで、2010年に、ゲストとして参加したリアーナの楽曲“What’s My Name?”でキャリア初のナンバーワン・ヒットを手にしたほか、同じくゲスト参加したリアーナの“Work”が2016年に通算9週の全米1位、そして同年には自身の“One Dance”が通算10週の1位を獲得しており、1位を獲得したのは全て2010年代。
ドレイクの1位獲得週数=41週は、2010年代1位(タイ)となり、リアーナと並ぶ。なお、ドレイクはこの2018年だけで、21週間も全米シングル総合チャートの首位を独占していることになる。

#InMyFeelingsChallengeはまた、世界的な流行となっており、ドレイクの“In My Feelings”はイギリスにおいても勢いを拡大。最新の全英シングル・チャートにおいて、前週の初登場4位から、今週1位へと上昇。ドレイクの全英シングル・チャート1位獲得は、“God’s Plan”、“Nice For What”に続いて今年3曲目。全英チャートにおいて1年で3曲のナンバーワン・ヒットを手にしたのは、2015年12月のジャスティン・ビーバー以来、2年半以上ぶりの快挙となる。加えてドレイクの『Scorpion』は全英アルバム・チャートで初登場から3週連続で1位となっており、今週、シングルとアルバムの両チャートを制覇したことになる。

全米アルバム総合チャートにおいても、ドレイクは『Scorpion』が3週連続で1位を獲得。3週目ながら総合およそ26万ユニット(1ユニット=1枚相当)を記録し、2位以下に3倍以上の差を付けている。
このおよそ26万ユニットのうち、実売セールスはおよそ2万9000枚に留まり、全体のおよそ82%を占めるおよそ21万3000ユニットがストリーミングによるポイントに(※有料会員によるストリーミングは1250回再生につき1ユニット、広告付き無料ストリーミングは3750回再生につき1ユニットと換算される)。ドレイクでのストリーミングでの圧倒的な強さ、そして音楽消費におけるストリーミングの人気の持続的な拡大がうかがえる結果だ。