貴ノ岩V 師匠の貴乃花親方「まだまだ 本領発揮していません」
2018年7月22日 16:47 スポニチ Sponichi Annex 格闘技
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<大相撲千秋楽>十両優勝の貴ノ岩(撮影・岩崎 哲也)
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<大相撲千秋楽>貴ノ岩は優勝決定戦で隆の勝(左)に引き落としで勝ち十両優勝を決める(撮影・岩崎 哲也)
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◇大相撲名古屋場所千秋楽(2018年7月22日 ドルフィンズアリーナ)

十両の貴ノ岩(28=貴乃花部屋)が13年初場所以来の十両優勝を飾った。本割の旭秀鵬戦で敗れ13勝2敗で並んだ隆の勝との決定戦へ。立ち合いから押し込まれたものの、右を差して盛り返し引き落としで勝った。

「頑張ってやりました。(決定戦は)肩の力を抜いてやりました」。
昨年の秋巡業で元横綱・日馬富士に酒席で暴行を受け、頭部のケガなどで九州場所と初場所を休場。3月の春場所から復帰したが、土俵での感覚が戻らず8勝7敗と勝ち越すのがやっと。
しかし弟弟子の貴景勝や貴源治らとの稽古に励み、翌夏場所で2桁白星(11勝4敗)をマークして今場所の優勝につなげた。来場所は5場所ぶりの幕内復帰が確実。
「また上を目指して頑張りたい。粘り強い相撲を取りたい」と決意を新たにした。

師匠の貴乃花親方(元横綱)も「まだまだです。まだ本領発揮していません」とさらなる精進を求めていた。