>>114
春はゆらゆら夢の中
小川のせせらぎ花吹雪
どこまで流れて行くのやら
おとぎの国への合い言葉
☆とっぴんからげて逃げられてまた来てホイ
 じんじろげのつんつるげは地蔵さんの毛
 パタリコシャンシャンシャンまるめてポイ
 背中で背中で百三つ
帰りの道がわからない

夏はきらきら昼下がり
蝉の鳴く声風車
ひなたの匂いに誘われて
子供がつぶやくおまじない

夕立雲が顔出した

秋はさらさら風の歌
夕暮れススキや赤トンボ
誰に届けと歌うやら
あまりに不思議な子守歌

東の空はもう暗い

冬はちらちら雪明かり
真っ赤な角巻いろり端
みんなが眠りについた頃
どこかで聞こえるあの言葉

明日の夢が見え隠れ