>>946
「本書に真実は一切ない」はいわゆる自己言及のパラドックスを述べた皮肉と考えるのが自然。
真実が一切ないならこの文章自体もウソ→本当の事を有る→本当の事が有るならこの文章は真実→この文章が真実ならこの文章はウソ
の無限ループ。
古くは新約聖書中「テトスへの手紙」(1章12-15節)。
「 彼ら(=クレタ人)のうちの一人、預言者(エピメニデス)自身が次のように言いました。
「クレタ人はいつもうそつき、悪い獣、怠惰な大食漢だ」