0766名無しさん@恐縮です
2018/07/15(日) 00:37:12.34ID:oSpjualn0サガンという名自体、失われた時の登場人物から
プルーストが、油断してかかると歯が欠ける堅焼きせんべえとするならば、サガンは離乳食
映画でも、三島をして歯ごたえがあると言わしめたヴィスコンティもあれば、
やわらかいものもあるわね
しかし、離乳食は離乳食としての価値があるわけ
サガンは自ら、「私は真面目な作家ではない」と言ってる
しかし、”悲しみよこんにちは”が、偉大な芸術ではないとしても、やはり愛すべき作品であるのは間違いない
この作品もね、千年の大文学でないとしても、やはり文学の端くれであることは否定できん