女優・沢尻エリカ(32)の中国での人気がすごい。
沢尻は6月21日に中国・上海で行われた『第21回上海国際映画祭』に出席。長編劇映画部門に現在公開中の主演映画『猫は抱くもの』がノミネートされ、
舞台あいさつのため会場の舞台に上がり、ファンに笑顔を振りまいた。
「沢尻が海外の映画祭に出席するのはこれが初なんですが、現地からの熱烈なオファーを受けて実現。圧倒的な拍手で迎えられていました。というのも、
中国で彼女の主演ドラマ『1リットルの涙』が放送されたことで、“沢尻エリカブーム”が中国全土で起こったんです。
それ以来、『沢尻会』と呼ばれる9000人以上の会員を誇るコミュニティが中国で立ち上がりまして、この日の会場にもあふれんばかりのファンが駆けつけました」(映画誌ライター)
沢尻といえば、7月クールのドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系)に出演。同作の主人公を演じる綾野剛(36)は、7月9日に行われた制作発表会見で沢尻について「カリスマですよ」と表現したが、
日本だけでなく中国のファンをもとりこにする沢尻の魅力はさすが。7月19日から放送がスタートする『ハゲタカ』は中国でも注目を集めそうだ。

中国で人気を集める日本人タレントといえば、歌手の酒井法子(47)が知られている。
2009年に覚せい剤取締法違反の罪で、懲役1年6か月・執行猶予3年の判決を受けた酒井。12年に女優として復帰して以降、中国・香港・台湾などでの活動を増やし、
最近ではアジアでの人気ぶりが日本のメディアでもたびたび紹介されている。
「酒井は香港や中国で定期的にコンサートを行っていまして、チケットはすぐにソールドアウトになります。のりピーは日本では活動が表沙汰になりませんが、
中国では“モンスター級美魔女”と呼ばれて憧れの的。本人も中国語を学ぶなど、再ブレイクに向けてやる気マンマンです」(芸能記者)

一方、日本での大人気ぶりとは異なる意外な不人気歌手もいる。
「6月3日に、東京ドームでラストツアーを終えた安室奈美恵(40)です。9月16日に芸能界を引退する安室は、2月のナゴヤドームを皮切りに、国内ドームツアー17公演と、
アジアツアー6公演で、約80万人を動員するツアーを行ったのですが、中国・深センでの2公演が大惨敗だったんですよ」(前出の芸能記者)
3月17日と18日、深セン湾スポーツセンターで2デイズ行われたこのライブ。ここ数十年で爆発的な発展を見せる深センで、2011年に作られたばかりの収容人数2万人の、大きなキャパをほこる会場だが……。
「2日目もガラガラだったそうですが初日はよりひどく、4000人程度しか入らなかったようなんです。日本からも多くのファンが深センに訪れたんですが、
空席が目立っていたという現地の情報が相次ぎました。また当日はダフ屋もかなり出ていたのですが、かなりの良席でも定価価格。その2週間後に行われた香港コロシアムでの2デイズはいずれも満員だったので、
中国のファンは最初からそちらに行く予定で、深センは見送っていたということでしょうか。日本ならどんな地方でも満員だと思いますが」(前同)

日本でのカリスマは、大陸では通用しないということ?

2018.07.12 19:10 日刊大衆
https://taishu.jp/articles/-/60270