クロアチアのペリシッチが、新しい歴史の扉をこじ開けた。
イングランドに先制を許した後に、1ゴール1アシストの大きな働き。
「後半に入り試合を支配していた重要な時間帯で、貴重な得点だった」と自賛した。

2試合続けてPK戦を勝ち抜いたチームは、低調な立ち上がり。
スイッチを入れた後半23分に、同点ゴールが生まれた。ブルサリコの高い右クロスに対し、
反対側にいたペリシッチは、DF2人の背後からするすると前進。左足を高く伸ばす、技ありのシュートだった。

昨夏にビーチバレーのワールドツアーに出場した異色の経歴も持つ29歳。
120分間よく走り、クロスを上げて、シュート数はチーム最多の7本放った。延長後半4分に、その奮闘は報われる。
高く上がったクリアボールに高い打点で競り勝ち、マンジュキッチの勝ち越しゴールへつながった。

初出場の20年前は、準決勝でフランスに敗れた。「この準決勝がクロアチアにとってどれだけ重要だったか」とペリシッチ。
激闘を終えて歓喜に沸く仲間とは対照的に、ピッチへ倒れ込み、歩くのもやっとだった。
母国のために力の限りを尽くした姿が、印象的だった。
https://www.jiji.com/jc/worldcup2018?s=news&;k=2018071200471

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