■ウカシュ・ファビアンスキ(ポーランド代表GK)
スウォンジー(イングランド) → ウェストハム(イングランド)
1985年4月18日生まれ(33歳)

 グループステージ第3戦で日本代表を完封してみせたポーランド代表GK。2017−18シーズンはスウォンジーのクラブ年間最優秀選手に輝いたが、キ・ソンヨンと同じく2部降格を受けての移籍となった。

■ルイ・パトリシオ(ポルトガル代表GK)
スポルティング(ポルトガル) → ウォルヴァーハンプトン(イングランド)
1988年2月15日生まれ(30歳)

 ユース時代から過ごしたスポルティングに別れを告げ、30歳にして初の移籍を実現。新天地に選んだのは、2018−19シーズンからのプレミアリーグ昇格を決めたヴォルヴァーハンプトンとなった。

■ラウール・ヒメネス(メキシコ代表FW)
ベンフィカ(ポルトガル) → ウォルヴァーハンプトン(イングランド)
1990年5月5日生まれ(28歳)

 ロシアW杯は2試合の途中出場に終わり、インパクトを残せなかったが、2012年のロンドン・オリンピックで優勝を経験している実力者。これがプレミアリーグ初挑戦となる。

■トーマス・デラネイ(デンマーク代表MF)
ブレーメン(ドイツ) → ドルトムント(ドイツ)
1991年9月3日生まれ(26歳)

 ロシアW杯でベスト16進出を果たしたデンマーク代表のボランチ。ドルトムントでは即戦力として期待されており、日本代表MF香川真司との新ホットライン形成にも注目が集まる。

■アクラフ・ハキミ(モロッコ代表DF)
レアル・マドリード(スペイン) → ドルトムント(ドイツ) *レンタル移籍
1998年11月4日生まれ(19歳)

 17歳の若さでモロッコ代表デビューを果たすと、今夏のW杯ではグループステージ全3試合にフル出場。将来性豊かなサイドバックはさらにレベルアップを図るため、2年間のレンタル移籍でドルトムントに加入した。

■レオン・ゴレツカ(ドイツ代表MF)
シャルケ(ドイツ) → バイエルン(ドイツ)
1995年2月6日生まれ(23歳)

 ドイツサッカーの将来を担うとされる逸材は契約満了に伴い、“ゼロ円”でバイエルンに移籍。ロシアW杯では韓国戦のみの出場に終わったため、4年後のリベンジを目指す戦いが始まる。

■ドゥシャン・タディッチ(セルビア代表MF)
サウサンプトン(イングランド) → アヤックス(オランダ)
1988年11月20日生まれ(29歳)

 日本代表DF吉田麻也と共にサウサンプトンを支えてきたレフティーは、オランダの名門クラブと4年契約を締結。エールディビジでのプレーは2013−14シーズン以来、5季ぶりのこととなる。

■ハンネス・ソール・ハルドーソン(アイスランド代表GK)
ラナース(デンマーク) → カラバフ(アゼルバイジャン)
1984年4月27日生まれ(34歳)

 FWリオネル・メッシのPKをストップして話題となったハルドーソンは、新天地にアゼルバイジャン王者を選択。同クラブは2018−19シーズンのCL予選に出場しており、本戦で再びその雄姿を拝むことができるかもしれない。

■パウリーニョ(ブラジル代表MF)
バルセロナ(スペイン) → 広州恒大(中国) *レンタル移籍
1988年7月25日生まれ(29歳)

 昨夏、広州恒大からバルセロナに加入すると、リーグ戦とコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の2冠制覇に貢献。ロシアW杯でも5試合出場1得点を記録したが、1年でのUターンが決まった。

■チョン・ウヨン(韓国代表MF)
ヴィッセル神戸(日本) → アル・サッド(カタール)
1989年12月14日生まれ(28歳)

 今年、ヴィッセル神戸に完全移籍で加入すると、韓国代表の一員として参加したロシアW杯ではドイツ代表戦でフル出場を果たし、勝利に貢献。だが、その翌日にアル・サッドへの移籍が電撃発表された。

■アンドレス・イニエスタ(スペイン代表MF)
バルセロナ(スペイン) → ヴィッセル神戸(日本)
1984年5月11日生まれ(34歳)

 Jリーグへの移籍発表は世界中のサッカーファンを驚かせた。先日、サガン鳥栖への移籍加入が発表されたFWフェルナンド・トーレスとの“同胞対決”はサッカーファンならずとも注目だ。