【映画】 「70年代外国映画ベスト・テン」発表!『キネマ旬報』創刊100年 ★3
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
1919年の創刊以来今年で100年を迎える『キネマ旬報』。これまで創刊70年、80年、90年と節目ごとに「映画史上のベスト・テン」アンケートを行ってきましたが、創刊100年を迎えるにあたり、趣向を変え10年ごとに区切ったベスト・テンを行うことにしました。
その第1弾として、『キネマ旬報』7月下旬特別号では、本誌レギュラーの評論家・ライターなど中心に127名に選んでいただいた、1970年代外国映画ベスト・テンをお届けします(次号8月上旬号では第2弾・日本映画篇を掲載します)。
第1位 タクシードライバー
アメリカ建国200年であると共に、ジョン・フォードの『捜索者』から20年目の作品。これはタクシーという現代の駅馬車の運転手が、堕ちた少女を奪還する現代の西部劇。南北戦争ならぬヴェトナム帰還兵が、ネイティブアメリカンの姿で狂気の武勇を振るう。主人公のみならず監督自身を鏡に映した本作は、合衆国そして映画をも映し出す。(文=南波克行)
第2位 ダーティハリー
サンフランシスコ市警のハリー・キャラハン刑事とスコルピオを名乗る犯人との対決を描き、イーストウッドの当たり役としてシリーズ化された。「加害者の人権」というテーマを盛り込み、犯人にヴェトナム戦争のパラシュート部隊の靴を履かせることで“帰還兵”の問題を指摘。本作の社会問題に対する先見性には驚かされる。(文=松崎健夫)
第3位 スター・ウォーズ
本作を見る者は、あのファルコン号の銃座の躍動をもろに体感し、ワープ突入では全身に圧を感じ、目も眩む高所をオビ=ワンと共に実感する。最良の無声映画では、音がないのにまるで音が聞こえるようだ、とはよく言われることだ。同様に「スター・ウォーズ」は、座席が動かないのにMX4Dを体感できる、最高の2D作品だ。(文=南波克行)
第4位(同点2作品) ゴッドファーザー
マリオ・プーゾのベストセラー小説を原作に、ニューヨークのマフィア、コルレオーネ一家の愛憎と血の絆を映し出したアカデミー賞作品賞受賞作。血で血を洗う組織間の抗争劇は“マフィア映画”ブームを呼び、日本でも『仁義なき戦い』を生む原動力になった。後に3部作のシリーズになり、一族の壮大な叙事詩が綴られていった。(文=金澤誠)
※前スレ
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1531303410/ >>1
前スレで一番勉強んなったのは
タワーリングのボンクラ息子のその後のことw この時期の日本で人気、評価共に高い作品は仁義なき戦い、犬神家の一族、砂の器の三強かな? ●マーフィの戦い
●25時
●愛すれど心さびしく
このあたりを知ってる奴はおらんか。
ま、おらんだろうな> ★2の最後に松本ひとしの名前が出てたが
松本ひとしは切り替えて単なるギャグ映画を作った方がいいな
年末にやる「笑ってはいけない」の延長みたいなヤツを
それでもあまり好ましいものに仕上がるとは思わんが
少なくともフジTVのバラエティーを好きで見てた人たちは評価してくれる筈だから
本当はおれに1億円くれて
30分アニメ作らせた方が何かといいと思うが サンキュー
虚構の映画でより虚構のCGが嫌われるのが面白いね
この世界そのものが空だから俺は気にしないけど
ウルトラマンも何もないところに向かって叫んでる芝居で喜んでたからな
それらしかったらなんでもいいわ セリーヌとジュリーは舟で行くっていうヘンテコなフランス映画も70年代だな >>5
2009年にキネマ旬報が選んだオールタイム日本映画の上位30作から1970年代を抜粋
5位 仁義なき戦い
7位 太陽を盗んだ男
17位 砂の器
青春の蹉跌 >>13
ゴジが2作品あるな
ゴジの脚本は確かに素晴らしい わらの犬、惑星ソラリス、時計じかけのオレンジ、愛の嵐、愛のコリーダ
都会のアリス、こわれゆく女、田園に死す、カッコーの巣の上で、木靴の樹
オープニングナイト、復讐するは我にあり
が印象深い >>13
えっ太陽を盗んだ男の評価高すぎ
イロモノ的アホ映画なのにー マットディロンのマイボディガードはカッコよかった
地上波で流れた次の日、クラスの男子みんなオールバックにして登校してたw >>13
ほんとの傑作は仁義なき戦いだけだな
日本映画の70年代はホントに不作 >>13
太陽、青春は批評的には成功作でマニア受けも良いだろうけど一般への浸透度がちょっと低いんじゃね?
マニア受けと言えば金田一物も知名度では犬神家、八墓村だけどファンの評価は手毬唄が一番高いらしいな >>1
まぁ当たり前だけど アドベンチャーファミリーは出んかぁw
テレビで一回しか見たことないけどすげー良かったわ。
映画のラストで まだ続いて欲しい!ってあんなに思った作品って他にないな キネマ旬報ってまだあるのか
とっくの昔に廃刊になったと思ってた >>10
でもおれ途中からスクールウォーズが
あっこの人たち無観客でなにやってんだ
と気付いてからのめりこめなくなったな
あの決勝開始直前の
川浜〜ファイトオー!の円陣から
ユニドヒーローに乗って両校が整列する実際の伏見工の映像を交えた
あのいよいよここまで来たの盛り上がり感はハンパ無いが スレチだけど
映画の黄金期と言えば何十年代か?というランキングあったらいいな
ちなみに俺の中では
1位 40年代
2位 70年代
3位 30年代
4位 80年代
かな >>4
リチャード・チェンバレン?
数年前に出した自伝本で、自身がゲイであるのを
公表し、一緒に住んでいた男性パートナーのことも
書いていたね(確かすでに死去したと書かれていたような)
でもその後、公表したことによって仕事が限られたそうで、
後悔しているという報道があった 名探偵登場、無人の野、狼たちの午後、青い体験、ミッドナイト・エクスプレス、
ピンク・パンサー2、脱出。 俺の好みは20>60>30>80>00>50>90>2000>70>10>2010>00以前くらいかな
>>28 >>20
インザモーニングの方が沁みるな
あの頃ビージーズも若かったのによくあんな歌詞書けたなぁ あれっ、マーフィーの戦いって7O年代なのか
自分は好きだよ、名優が出てるし
あと同じ頃の、栄光への賭けも好きだ
あれも70年代なのかな
でもどちらも10年間のベスト10は客観的に厳しいと思う
個人的には好きだが >>22
確かに良作だけど映画史上に輝く傑作ってことにはならんなぁ 70年代と80年代は全然違うけど、
2000年と2010年はほとんど変わらん気がする。これから先はもう変わらないっぽい。 >>20
ハッハハハ〜
この映像を見るだけでもうおれの好きな映画なんだろうなって容易に想像つくわ〜
こういうふわふわしたの大好き 「青い体験」
「続・青い体験」
「課外授業」
「個人教授」
「新・個人教授」
「SEX発電」
「のぞき魔!バッド・ドナルド」 >>22
ああ
アドベンチャファミリーもずいぶん面白かった記憶が
調子にのったか続編のなんか雪山行くやつで
なんだこりゃってなった記憶も
なんで続編ってくだらなくなる事が多いかねえ 卒業って映画をラストシーンの知識と主題歌のイメージだけでさぞ素晴らしい映画なんだろうと期待して観て激しくがっかりした記憶がある
明日に向かって撃てとかは大好きだな
欧州ならざくろの色とかが好きだわ >>40
主人公さえよければそれでいいという時代だからなw
今は悪役にすら言い分あるのが当たり前の時代 まあ俺は初代エイリアン推しなんだが、シガニー・ウィーバーとジョニー・パワーズはなんとなく似てると思う。 マーフィーの戦いのピーター・オトゥールは良かったな
パワープレイもかっこいい >>40
『卒業』『明日に向かって撃て』は60年代終わり頃じゃなかったっけ
60年代後半から70、71、72年頃はアメリカンニューシネマの時代だったので
あれっ、60年代だったか70年代だったか、と迷う映画があるね
どうもあのへんの年代の映画はいっしょくたになる
70年代初期と終わり頃とでは、米国映画は相当違うというのが
個人的な印象 >>40
卒業は確かに中だるみ感がね
主人公も最後あそこまで必死になるのは
ちょっと違和感ある行動をそれまでしてるし
そもそもエレーンっつってから脱出までも
なんとなく間延びしているような >>38
Behind the Green Doorがないよ! >>47
ニューシネマとか年代の境界あたりの映画は迷うよな
冒険者たちは60年代だったかな〜 >>48
卒業の後の真夜中のカーボーイは涙なしで見られない クラバートっていう70年代のアニメ映画観た人いる?
プロイスラーの原作を読む前に観たんだけどまるで絵本のような幻想的な雰囲気と世界観に感激した覚えがある作品
最近だとソングオブザシーや生きのびるためにのスタジオの作品がちょっとクラバートを思い起こさせてくれて気に入ってる >>50
記憶で書くけど60年代じゃなかったっけ
名前をど忘れしたけど主演女優の人気が高かったような
『卒業』も、映画自体の出来はそう良いとは言えないけど
キャサリン・ロスの魅力でヒットしたのだと思う ジョアンナ・シムカス!
シドニーポワチエの嫁さんやで! あれダスティンホフマンってのはやっぱ
向こうの感覚では武田鉄矢的な
「みっともないのがイイ」
みたいな立ち位置なのかね >>39
でもって確か子供のキャスト変わったよね。
最初の子が凄い良かったんだけど。
なので自分の中では一作目で終わった作品 アニメだとかのカルト的人気作ファンタスティックプラネットも70年代だな >>54
日本人の感覚だとあの顔ちょっと怖いけどな
やっぱりほらラブームというか
ソフィーマルソーの顔が好まれるでしょ タクシードライバーが
なんでそこまで評価高いのか
正直さっぱりわからない…
スターウォーズは、この手の評論ではスルーなのかと >>54
ニューシネマと呼ばれるもの自体が60年代後半のものかな。
そのムーブメントに終始を打ったのがゴッドファーザー、
と何かの本で読んだ 卒業って童貞からの卒業なのね
母娘丼だからな
最後のバスのシーンは俺たちエレーンことしちゃったって顔してたな ニューシネマってのは大概ラストに主人公が死ぬ
ニューシネマで育ったので
映画つうもんは主人公が死ぬモノ と思い込んでいた 『雨の訪問者』は1970年1月公開とあるからギリギリ70年代かな
ベストテンに入るような傑作というわけではないけど、ルネ・クレマンだけあって
安定感のある名作だと思う
調べたらゴールデングローブ賞の外国映画賞を受賞しているけど
何よりもあの音楽がまっさきに頭に浮かぶ
ああいう感じの抒情的でメロディアスな劇伴音楽が60年代末から70年代初めに流行った
そのはしりはクロード・ルルーシュだったと記憶する
1971年公開のイタリア映画『ベニスの愛』も音楽がまっさきに来る
(『ある愛の詩』の音楽と似ているといわれた) あとノルシュテインの話の話、霧につつまれたハリネズミも70年代だな
確かキネ旬のアニメ映画オールタイムランキングで一位になってた 燃えよドラゴンを観た高倉健はその客の興奮ぶりを見て
「映画の質が変わったな」と感じたらしい
上半身裸で敵地にカチ込むのはリーも健サンも同じなのだが シャイニング
時計しかけのオレンジ
カッコーの巣の上で
ブレードランナー
デニーロの凄さ、カッコよさは異常 なんか、「卒業」の評価が低いな。
好きなんだけどな。映画館で何度見ただろう。
アンバンクラフトのおっぱいを掴むシーンとか、お前、アカじゃないだろうなとイウシーンとか、
最後にキャサリンロスがダスティンホフマンホ不安げに見るシーンとか、思い出すわー タクシー見直して見たがオープニング、エンディング、音楽の印象は大きいな
好き嫌いだがありえない凄さだわ ゴッドファーザーは人の生き死にのシーンでオレンジがお約束
暗殺未遂事件、マイケルが暗殺を命令する場面等 >>59
ソフィー・マルソー、トレイシー・ハイド、
アニセー・アルヴィナ(数年前に早世したと憶えている)、
オリヴィア・ハッセー、イザベル・アジャーニあたりが
当時の日本人好みの顔の女優かな 愛のテーマ ちう曲が作品ごとに在った
日本側が勝手にそうしていた >>60
> スターウォーズは、この手の評論ではスルーなのかと
自分も思ってたw
でもほんと評論家って娯楽作品は語らんよな〜。
同じ映画でしかも人気あんのに 地獄の黙示録
あんなすごい映画をCG無しで撮れたのが奇跡
今となっては二度と現れない映画 >>74
この漫画がすごいとかも誰が知ってるんだ?
みたいなのが選ばれるからな
七人の侍も当時はそこまで評価されてなかったわけだから
万国共通なのかね アメリカングラフィティーとかグローイングアップとかは入ってないか、確か70年代だったよね スター・ウォーズ
アメリカ公開 1977年5月25日
日本公開 1978年6月24日
この時代は夏公開は冬にとか数ヶ月遅れるのが普通だっが
スター・ウォーズは1年おくらせる戦略をとった タクシードライバーはその年のアカデミー作品賞候補だったけど、
ロッキーが出てきて、一気に流れが変わったんだよな。 >>67
映画観た後、映画館から出て来る観客が
ドラゴン映画は目つき鋭く
任侠映画は肩いからせながら
寅さん映画は上着を肩にかけて出て来る
って当時言われたんだよなw >>69
ラストが目立ち過ぎちゃったんだろうね
全くの初見ならともかく
少しでもあのラストの情報が頭に入ってると
いいから早くエレーン行けよって気分になる 70年代はまだダラダラ長いエンドロールは無かった
スパッと終わって客電が点いてもドーンと感動して椅子から立てない
知らない客同士が「凄かったね・・・」と言う視線合わせる事も在った
ダラダラ長いエンドロールはこう言う愉しみを消してしまう と大黒東洋士
まさにそうなってしまった >>74
スターウォーズの公開当時、映画雑誌も盛んにプッシュしていたし
批評家による批評記事も載っていた
でも確かに映画作品としてというか、アート的に批評されることは少ないかも
何かの批評記事でスターウォーズはオズの魔法使いの影響を受けているというのを読んで
びっくりした、それはあまりにもこじつけではないかと >>79
他の国での盛り上がりを宣伝に利用する
ってのはあるんだろうけど
一年は長いなw
ネタバレの心配しちゃうけど
当時はネットがなかったしあんま影響ないか >>79
それは戦略じゃなくて
単純にスターウォーズがアメリカでも期待された映画じゃなかっただけ >>87
見終わった後ハルピンで餃子で一杯かw
なんなんだろうなクレヨンしんちゃんなら戦国やオトナ大国
帰ってきたウルトラマンなら怪獣使いと少年
監督なら実相寺 >>78
70年代
両方ともわるくないけど、ベストテンには入りにくいかも
個人的には『ザッツ・エンタテインメント』も好きな70年代の作品だけど
アンソロジーという性格上、ベストテンには選ばれないね
ザッツエンタテインメントはパート1が一番好きだけど
実はあれはやっつけ仕事の寄せ集めで、
パート2のほうがリキがはいっていたらしい >>85
まぁ途中で出会ったブリキの木こりとかライオンと一緒に
同じ目的地を目指すって部分でそう思ったんだろうね。
日本では例えば用心棒についてもなんか小難しく評論してて
観客との乖離が酷かったり
隠し砦なんかろくに取り上げてなかったな。
ほんと評論家ってなんのためにいんのかよう分からん SWに便乗して「宇宙からのメッセージ」を早撮りした深作は
「SW?何ですかなそれ?知りませんな」
と水戸弁ですっ呆けていた
大宇宙が狂殺いや京撮の大部屋893だらけ と言うファンタスティックさは
今になって価値が出た >>80
へえよりにもよってロッキーに負けたのか
ってかロッキーでよくアカデミー賞が取れたな ロッキーはファイナルですら傑作なので驚いたわ
確か子供と街で殴り合ってたんだがあそこからよく持ち直したよ 数年前来日したサム・エリオットが
「嫁はもう人前に出ないが元気なもんだよ 日本のファンにもよろしくと言ってた」
キャサリン・ロスだ ダーティーハリーとか当時まだ進行中だったゾディアック事件をパクってんだな、不謹慎というか無茶しよるなあ >>93
基本的には「優れた映画とそうでない映画」を
分けて、映画業界がさらに優れた作品を創るよう仕向けるのと
あとは宣伝役だろうけど、
日大芸術学部あたりを出た人だと、素朴な批評を「印象批評」
と斥けて小難しいことを言ったりするね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています