ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25=大橋)のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ
(WBSS)参戦が正式に決まった。WBSSの公式サイトで11日、今秋開幕予定のバンタム級トーナメント出場が
発表された。

井上は「こんな素晴らしいトーナメントに参加できて戦えるのは光栄」とコメント。「もちろん優勝する。自分の
ボクシングキャリアで新たな道へ進んでいきたい」と意欲を示した。

WBSSバンタム級トーナメントには、既にWBAスーパー王者バーネット(英国)、WBO王者テテ(南アフリカ)、
IBF王者ロドリゲス(プエルトリコ)、ロドリゲスへの指名挑戦者モロニー(オーストラリア)、元5階級制覇王者ドネア(フィリピン)、
元WBAスーパー王者パヤノ(ドミニカ共和国)の出場が決定。井上の正式参戦で、8人が出場するトーナメントのうち
7つの枠が埋まったことになる。WBSSを主催するプロモーターのザウアーラント氏は「WBSSのシーズン2に
井上を迎えることができてワクワクしている。モンスターの異名はまさに彼にピッタリ。とてもエキサイティングな
ファイターで、絶対的なパワーを持っている」と参戦を歓迎した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180711-00000171-spnannex-fight