吉田豪と川後陽菜 松井珠理奈・AKB48総選挙後の炎上を語る。松井珠理奈のプロレスが空回りした説

(吉田豪)僕、それこそ2回ぐらい取材をして。去年の夏ぐらいに。ちょうどプロレスにハマって半年ぐらいで
プロレス頭みたいなのが急激に発達して、いろんなことが楽しくなったっていう状態で。で、危機感とかも
すごくあったんですよね。だから「プロレスっていうのがわかってくるとプロレスっていうのは対戦相手が
いないと成り立たない。私はいま、ライバルがほしい。ライバルを作りたい」って言っていて。明らかに
それが空回りしたんじゃないか?って思っていたんですよ。

(川後陽菜)私もあの感じは「プロレス感が強いな」とは思っていました。

(吉田豪)ですよね。で、「プロレスをやっている」っていうことが世間に伝わっていない。

(川後陽菜)それがもうちょっと伝わっていれば、「こういうことだよ。しゃべり方とかもそういう感じだよ」っていう。

(吉田豪)あくまでもレスラーとしてやったんだけど、豆腐プロレスのリングだったらたぶん伝わっただろうけどっていうことだと思うんですよ。

川後陽菜)急に見た人は、そうなりますよね。

(吉田豪)プラス、川後さんにだったら伝わるかもしれないですけど、「いろんなものにプロレスを仕掛ける」って
言っているんですけど、完全にちょっとズレているというか。あの人の言う「プロレスを仕掛ける」っていうのは
全部「ガチ」なんですよ。

(川後陽菜)フフフ(笑)。

(吉田豪)プロレスっていうのはお互いがもっと信頼関係がないと成立しないし。で、相手が「これは美味しい」と
思わないと相手も乗ってこない。そういうようなものがプロレスであって、あなたがやっているのは一方的なガチを
仕掛けているだけ。それでは向こうが乗ってくるわけがないという。だから、今回もそれに近いものを感じたというか。
突然、本人としては仕掛けてしまった。で、たぶん向こうはプロレスがわかると思ったんですけど、たぶんその前提が
なかったんだろうなっていう風に僕は理解しました。