『バイオハザード IV アフターライフ』『ピクセル』などの映画に出演し、テレビアニメの声優としても活躍したデニス・アキヤマさんが、がんのため現地時間6月28日に死去した。66歳だった。Hollywood Reporter ほか各メディアが報じている。

 1952年にカナダのトロントに生まれたデニスさんは、ヨーク大学で心理学を学んだ後、役者を目指してジョージブラウン・カレッジに進学。その後、キアヌ・リーヴス、北野武が出演するSFアクション『JM』(1995)や『バイオハザード IV』(2010)などに出演。日本の名作ゲームのキャラクターたちが登場する映画『ピクセル』(2015)では、パックマンの生みの親である岩谷徹教授役を務めている。

 また、デニスさんは声優としても活躍。テレビアニメ「X-MEN」(1995〜1996)のシルバー・サムライをはじめ、「シルバーサーファー」(1998)「アベンジャーズ」(1999)などのマーベル作品に参加。また、「美少女戦士セーラームーン」の英語吹き替えでは、悪役クンツァイトの声を担当している。

 同サイトでは、デニスさんは地元トロントで息を引き取ったと報じている。息子のキンタロウ・アキヤマさんは「早朝の満月の明かりの下、安かに眠りました」と話している。(編集部:倉本拓弥)


2018年7月5日 19時42分
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