慶應通信をお考えの方から相談があった場合、私はよく「通学目指せば?」と答えています。
慶應通信はラクじゃないです。
慶應通信の何がラクじゃないか(私はそこもまた好きでしたが)を、思いつくままに挙げてみると……・
教科書には古いものも多く、内容や文体がカタく、読み通すのがツラいものが多い。
・レポート(基本的に4000字)や試験の出題に、抽象的でとっつきにくいものが多い。 
※教育や国文学系統の科目には、東大で出されていたものと同じくらいか、
それより難しいと感じる科目も多かったです。
・レポートが再提出になることが多い。
・試験(3ヶ月に1回)やスクーリングの場所・回数が少ない。
インターネットスクーリングの数が少ない。という感じです。
それ以外にも、学友からは「英語が大変」という話もよく聞きました。
私は仕事がら大学受験レベルの英語に触れる機会が多かったので、
それほど苦労せずに済みましたが、しばらく英語から離れていた方、
英語がもともと苦手な方などで、高校レベルの英語がおぼつかないような場合は、
最初の壁が必修英語になるようです。私は、慶應通信に入る前に、東大に通い、卒業していました。
そんなに真面目な学生ではなかったですが、レポートを書くということには、それなりに慣れていたつもりでした。
……ですが、慶應通信では再提出の嵐で、ひどいものは5回書きました。
私が書き方の作法をわきまえていなかったり、論考が浅いものに留まっていたりしたのが悪いのですが、
初めての大学が慶應通信という場合、レポート等に慣れていないので、もっと大変なのではないかと思うのです。

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