ロストフで死闘を繰り広げた好敵手へ
 
日本代表を「ロストフの死闘」で下した“赤い悪魔”がブラジルとの準々決勝に臨み、鮮やかな2−1の快勝を飾った。実に32年ぶりとなるワールドカップでのベスト4進出だ。
 
序盤からフルスロットルでセレソンと対峙したベルギー代表。13分に敵のオウンゴールで先制点を挙げると、31分にはケビン・ブ・ブルイネが世界を震撼とさせる無回転ミドルを突き刺してリードを広げた。
後半はブラジルの反撃を食らって76分に1点を返されたが、それ以上はシャットアウト。守護神ティボー・クルトワのスーパーセーブも飛び出したベルギーが勝ち名乗りを上げた。
 
その美しき勝利に感銘を受けたのが、ほかでもない西野ジャパンのDF長友佑都だ。自身のツイッターで、「ベルギー強すぎる。俺らこんな怪物たちに真っ向勝負挑んでたんか。。」と驚きを表現。
世界最高レベルのバトルとサムライブルーのパフォーマンスを少しばかり重ね合わせたのかもしれない。最後は「ベルギーに優勝してほしい」との一文で締め、ロストフで互角以上の壮絶戦を繰り広げた最高の“好敵手”にエールを贈ったのである。
 
やはり日本の快進撃を止めたチームだけに、ベルギーの動向は気になるところ。彼らの次なる準決勝の相手はフランスに決まった。こちらも熱い熱い、隣国ダービーである。

サッカーダイジェスト 7/7(土) 7:07配信
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=43573

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