クリンスマンがドイツ代表監督の時は、レーブが戦術、選手選考にに大きく関わってたのは確か。ただ批判の矢面に立ってたのは、常にクリンスマンだ。
当時のドイツは、ユーロで一勝も挙げれずグループリーグ敗退した直後で、歴代最弱と呼ばれてた時期。親善試合の結果も連敗続きで、ドイツ連邦議会で証人喚問受けたほど。
その時も、経験豊富なメンバーに戻せとか、放り込み主体の伝統的なドイツサッカーの戻せとか散々批判された。それでも信念を貫き、最低限の成果を残した。
クリンスマンがドイツ代表監督だったのは、たったの2年間だけど、ドイツ大会ベスト4の成果以上に、8年後のワールドカップ制覇に繋がる監督と選手とモダンな戦術の土台を残した。
日本にはこれから待ち受けているの大規模な世代交代であり、一方で大幅に上がった期待値に応えられる成果だ。
それを、いきなり岡田や西野以外の日本人監督に担わさせるのは、相当荷が重い話だと思う。だからこそ過去似たような重責を経験したクリンスマンなんだと思う。