サッカースタジアム建設候補地の一つ『広島市中央公園』に隣接する基町地区の住民を対象にして、先月行われた初めての説明会を受け、広島市の松井市長は住民との対話を重ね、理解を求めていきたいと述べました。

【広島市・松井市長】

「対話をしっかり重ねるということをまずやる、その上で候補地としての認知度が高まった中で具体的にどの候補地がいいかという観点から比較・検討を行って建設候補地についての判断決定をしたい」
松井市長はこのように述べ、住民説明会で建設に対し生活環境の変化への不安など反対意見が多く寄せられたものの、候補地としての議論を進める第一歩だったと評価しました。

広島市のサッカースタジアム建設問題を巡っては、『旧市民球場跡地』と『みなと公園』に加え、2年前に再び『中央公園広場』が浮上し、3つの候補地で比較や検討が行われています。

松井市長は一般論としながらも、「早く物事が決まれば5年でスタジアムができる」と話し、住民との対話を重視して候補地としての理解を求めたいとスタジアム建設に向け意欲を示しました。

7/5(木) 19:35配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180705-00000004-tssv-l34