https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180702/k10011503981000.html

サッカーワールドカップロシア大会で日本代表の西野朗監督はベルギーとの決勝トーナメント
1回戦を翌日に控えた1日の記者会見で、「ベルギーには弱点がたくさんある」と話し日本サッカ
ー史上初となるワールドカップでベスト8進出に意欲をみせました。
西野監督は1日、ロシア南部の都市、ロストフ・ナ・ドヌーにある試合会場の「ロストフアリーナ」で記者会見に臨みました。
この中で西野監督は、「決勝トーナメントに進んだ過去の大会では、1次リーグで力を出し尽
くした感じがあったが今回は十分、余裕をもって決勝トーナメントに入れる状態にあると強く感
じている」と話し、チームが体力的にも精神的にも充実した状態にあることを強調しました。
そのうえでベスト8をかけて対戦する世界ランキング3位のベルギーについては「すべての面
で強みをもっているが、弱点もたくさんある」と話し快挙達成に自信をのぞかせました。
1日はスタジアムで練習が行われませんでしたが、会見のあと選手たちはスタジアムでピッチ上
を歩いて芝の状態などを確認しました。
ゴールキーパーの川島永嗣選手と東口順昭選手はゴール付近の様子をチェックしていました。
ベスト8進出を争う決勝トーナメント1回戦の日本対ベルギーは日本時間3日午前3時から行われ、
NHKは総合テレビとラジオ第1で中継でお伝えします。

DF昌子選手「新たな歴史作りにきた」
サッカー日本代表のセンターバック、昌子源選手はベルギーとの決勝トーナメント1回戦を翌日
に控え「新たな歴史を作りにきた」と初めてのベスト8進出へ、意欲を見せました。
昌子選手はワールドカップ初出場ながら、1次リーグは初戦のコロンビア戦と第2戦のセネガル
戦にフル出場し日本の2大会ぶりの決勝トーナメント進出に貢献しました。
ベルギー戦を翌日に控え、西野朗監督とともに試合会場のロストフアリーナで記者会見した昌子
選手は「ベルギーはすばらしい選手がたくさんいて対戦が楽しみだ。1次リーグの時は自分ならで
きる、このチームならできると思いながら試合を
していたのでベルギー戦も強い気持ちで戦いたい」と話しました。
して、「われわれはベスト8を目指し、新たな歴史を作りにきた。ここからはプレッシャーや期
もあると思うが、力を全部だすことが大事だ」と日本サッカー史上、初のベスト8進出へ意欲を示しました。