00013倍理論 ★
2018/07/02(月) 06:37:36.89ID:CAP_USER9■全ての気持ちを次戦に
J2・横浜FC・三浦知良選手
前回王者ドイツがグループリーグで敗退するなど波乱含みの今大会。「どこの国も1勝するのに苦労しているし、ベスト16に入れたのは日本人として誇らしいですね」。ロシアで奮闘する日本代表の姿に目を細めるのは三浦選手だ。
16強進出が懸かったポーランド戦終盤の駆け引きには大ベテランも注目した。0−1とリードを許す展開も、日本代表は「フェアプレーポイント」につながる警告を避けるため安全なパス回しを選択。自力突破を捨てたかに見える西野朗監督(63)の采配には賛否あるが、「際どい判断の中での選手交代と戦術。ああいう経験をしたことは日本にとって大きな財産になる」と理解を示した。
次戦のキーマンには親交のあるMF香川真司選手(ドイツ1部・ドルトムント)を挙げ、「この4年間、ブラジルW杯での悔しさを胸にやってきたと思う。全ての気持ちをベルギー戦で出してほしい」と期待を込めた。
自らは1993年に「ドーハの悲劇」を味わい、98年のフランス大会は直前にメンバーから落選して、あと一歩で届かなかったW杯。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング3位の強敵を破れば、サッカー王国ブラジルとの準々決勝が実現する可能性がある。「頭と体をしっかりリフレッシュさせることが大事。まずは次勝って、ベスト8でブラジルと戦ってほしいですね」。夢のような一戦を待ちわびている。
■士気高めて思い体現を
J3・SC相模原・川口能活選手
「大会前に(監督が交代する)波瀾(はらん)万丈なことがあったけれど、いい意味で期待を裏切って決勝トーナメントに進んだのは素晴らしい」。川口選手は、自身もメンバー入りした2010年南アフリカ大会以来の1次リーグ突破を手放しで喜ぶ。
日本人最多タイのW杯出場4度を誇り、02年日韓大会を含む2度の16強入りを経験した百戦錬磨の守護神だ。最後に出場した10年大会は当時のチーム最年長選手として、レギュラーと控えの選手をつなぐ精神的支柱となった。
そんな川口選手にとっても、世界のベスト8入りとなれば未知の世界だ。ベルギーとの大一番を前に、「負けたら終わりのノックアウトステージで、ここから先がシビアな戦いになる。選手みんなが思いを体現できるようにモチベーションを上げてほしい」と、後輩たちのもうひと頑張りに期待する。
1996年のアトランタ五輪では、西野朗監督(63)の下でブラジルを破る「マイアミの奇跡」を演じた。「選手と信頼を築くことを柱にしている監督。それがいいチームづくりにつながり、運を引き寄せている」と、かつての躍進を重ね合わせる。
日本人歴代3位の国際Aマッチ出場116試合のベテランは、「一体感を持ってハードワークを続けることが大事。西野さんが目指すコンパクトな守備も徹底して戦ってほしい」と、遠くロシアへ思いを込めた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180702-00027244-kana-socc