https://www.gew.co.jp/news/g_45236
プロアマでの個人練習に関しては同伴アマチュアに承諾を得た場合のみとする
など規定の整備を急ぐと同時に、プロアマ大会におけるホスピタリティの向上
に向けた研修会を実施していくとのこと。また従来の制裁規定を見直し、
より明確かつ厳罰化していくとした。

原因は片山晋呉プロの「ホスピタリティの欠如」?

今回の経緯としては既出の通り、プロアマ当日片山晋呉がアマチュアのプレー中
にもかかわらず自分の練習を優先し、アマチュアの対応を疎かにしたことで、
当該アマチュアの気分を害したというもの。ただ、新たに分かったことは、
当該アマチュアが激昂してコースを後にする前に、直接片山に対して苦言を呈
しており、その段階で片山も謝罪をしていたということ。また、一部の報道で
あったような片山による当該アマチュアへの暴力的又は、侮辱的な言動はなか
ったということだ。現に片山自身もアマチュアがコースを後にした際
「なぜ帰るのか分からなかった。謝罪した段階で解決していると思っていた。
同伴者も『どうして帰るんだろう?』という感じだった。」
と困惑した思いを語っている。また、プロアマ中に個人的な練習をすることに
関しても
「20年以上、プロアマに参加してきているが、今回のこと(練習)は昔から特
に変わっておらず、アマチュアから苦言を呈されたこともない」
とも語った。

しかし、野村理事によると「他のプロに比べて片山プロは自分の練習を優先し
てきた。しかし

今まで一緒に回ってきたアマチュアが片山プロに苦言を呈さなかっただけで、
当該アマチュアが過剰反応だというわけではない。

片山プロが甘えてきたことが原因」

と片山の配慮の足りなさを厳しく追及した。

これに対して片山自身も
「初めてプロアマに出た時から、誰からもプロアマでの対応について指導が
なく、そのまま来てしまったこともいけなかった」
とした。

石川遼選手会長「プロアマはゴルフにしかない良さ」

次に、石川遼選手会長より謝罪の言葉が述べられた。
「選手会を代表して、今回の件においてご迷惑をかけた方及びご心配をおかけ
した方にお詫び申し上げます。」

続いて石川選手会長は
「プロアマはプロゴルフの良さの一つです。プロとアマチュアが一緒に一日
を過ごせる時間があるというのは他のスポーツにはないと思います。今回の
件はアマチュアの期待を裏切ることになってしまったと思うので、プロアマ
が魅力あるものと映るように、選手会を代表して一層頑張っていきたいです。」