00013倍理論 ★
2018/06/25(月) 10:45:06.69ID:CAP_USER9同点ゴールに跳びはね
東京・渋谷のライブハウス「スターラウンジ」で開かれたパブリックビューイング（ＰＶ）には、日曜の深夜にもかかわらず２００人以上が詰めかけた。日本代表のユニホームに身を包み、顔に日の丸をペイントしたサポーターで会場は試合前からヒートアップ。文京区の不動産業、上本浩之さん（５４）は「夜が明ければ仕事ですが、始発で帰る覚悟。原口選手の活躍に注目している。何とか決勝トーナメント進出を果たしてほしい」と期待を込めた。
キックオフの笛が鳴ると早速「ニッポン！」コールが巻き起こったが、セネガルに先制されると「ああ」とため息が漏れた。「今日はみんなで盛り上がりたい」と職場の同僚と一緒に初めてＰＶでの応援に参加した練馬区の会社員、鈴木悠子さん（３９）は「まだ時間はある。取り返せばいい」。乾が同点ゴールを決めると跳びはねて歓声を上げた。【川村咲平】
大阪府北部で発生した地震の被災地でも２５日未明、１次リーグ突破を目指す日本代表に、サポーターたちがスポーツバーやライブハウスに集まって声援を送り続けた。
「自宅にひびが入り家具も倒れた」けれども応援
最大震度６弱を観測した大阪市北区茶屋町にある「ＥＳＴＡＤＩＯ梅田店」には２４日深夜から約１４０人が駆け付け、勝利を願って声をからした。初戦コロンビア戦の劇的な勝利の余韻もあって、駆け付けた人たちは興奮気味。開始早々セネガルに先制されたものの、ＭＦ乾貴士（３０）のシュートで同点に追いつくと店内は大歓声に包まれた。店長の松元靖（せい）さん（３４）は「店内は皿や瓶が割れたが、１９日のコロンビア戦から再開した。お客様と共に被災地から応援したい」と語った。大阪府高槻市出身のＧＫ東口順昭（まさあき）（３２）と同じ中学を卒業した同市の会社員、相見（あいみ）宜彦さん（２６）は「地震で自宅にひびが入り家具も倒れたが、どうしても来たかった」とエールを送った。【山下貴史】
次につなげて
札幌市中央区のスポーツバー「ジャンキーズ」は約４０席が満席になり、近くの店舗に急きょ用意した追加会場も青いユニホームに身を包んだサポーターらが大勢詰めかけた。
追加会場には２４日午後１１時ごろからファンが集まり始め、試合前の試合会場などを映すテレビ画面を前に待ちきれない様子で盛り上がっていた。
「日本は初戦で格上のコロンビアに勝ち、セネガルより勢いがある。とにかくここで勝ち点を取り、次につなげてほしい」。同市白石区の会社員、渡辺俊典さん（４１）が祈るように話した。市内には複数のパブリックビューイング（ＰＶ）会場が設けられているが、日本代表の活躍を受け、この日夜はいずれもにぎわった。【澤俊太郎】
「完璧なゴールだ」と称賛
名古屋市中区のスポーツバー「シューターズ」は、サッカーＷ杯日本対セネガル戦を前にした２４日深夜、１５０席ほどのいす席が予約でいっぱいとなり、立ち見客も受け入れることにした。試合開始の３時間ほど前から、日本代表のユニホーム姿などで来店したサポーターたちは、そろってエールを送った。
前半、セネガルに１点先制されると、店内のサポーターたちから悲鳴が上がった。しかし乾貴士のゴールで同点に追い付くと、抱き合って喜びを爆発させた。高校時代の友人とテレビ観戦した名古屋市天白区の会社員、沼田敏明さん（３６）は「完璧なゴールだ」と手をたたいて称賛した。
シューターズのエリアマネジャー、林栄次さん（３３）によると、日本代表が勝利した１９日のコロンビア戦以降に来店の予約が殺到した。「月曜日午前０時からの試合で、こんなにお客さんが集まるのは珍しい」という。
コロンビア戦に続き再び観戦のため来店した名古屋市南区の会社員、岡山亜佑美さん（３１）は、１９９６年のアトランタ五輪で西野朗監督率いる男子日本代表がブラジルを破った「マイアミの奇跡」に触れ、「セネガルにも勝って奇跡を見せて」と力を込めた。【高井瞳】
https://mainichi.jp/articles/20180625/k00/00m/050/111000c
