試合開始1時間前から、会場は“サムライブルー”のユニホームを身にまとった大観衆で埋め尽くされた。前半6分、香川真司選手がPKで先制点を挙げると、サポーターは一斉に立ち上がり、拳を握った。
前半に追いつかれ1−1で折り返したが、後半28分、コーナーキックから大迫勇也選手が頭で押し込む勝ち越し弾。サポーター同士で「よっしゃ!」とハイタッチし、喜びを爆発させた。
息をのむ熱戦に、サポーターは祈るように試合を見守り、後半終了間際は勝利を祈って「ニッポン」コール。ホイッスルが鳴った瞬間、会場は歓喜の渦に包まれた。
深夜11時を回っても、会場は勝利を祝うサポーターであふれた。千葉市中央区のパート、渡辺みち子さん(63)は「まさか勝ち点3を取れるとは思わなかった。このまま波に乗って」と感極まった様子。同市美浜区の会社員、斎木英隆さん(43)は「うれしいの一言。まずは決勝トーナメントに進出してほしい」と期待を膨らませた。
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