元日本代表監督のハビエル・アギーレ氏が、ポーランド最古のスポーツ日刊紙『プルゼグラド・スポルトウィ』のインタビューに応じ、
19日にコロンビアとのロシアワールドカップ初戦を迎える古巣について語った。

かつての指揮官の口から発せられたのは、総じて悲観的な見方だった。
アギーレ氏は「近年で最も弱い日本代表がロシアに来ているのか?」という質問に対し、「そう思う」と同意した上で次のように答えた。

「シンプルに日本の最高の選手、最も重要な選手たちは高齢化している。経験豊富と言うこともできるが、それは理にかなっていない。
日本では本田圭佑や香川真司、その他の有名選手たちの後継者を育てることができず、そういった選手たちはあまりプレーできていない。
それはチームのレベルに影響した。現在は単純に平均的なレベルの選手たちによって(日本代表が)構成されている」

アギーレ氏がチームを率いていた2015年当時と変化のない日本代表に希望を見出すことはできないようだ。現状を踏まえた上で、同氏は日本がグループHの中で「最弱」だと証言する。

「私から見れば、グループで最も弱いチームだと思う。ポーランドとコロンビアよりは確実に弱い。
セネガルのプレーを見たことはないが、彼らはワールドクラスの選手を揃え、ヨーロッパのクラブでキープレーヤーになる強力な選手たちがいる。日本はそうではない」

指導者として豊富な経験を要するアギーレ氏は「最終的には選手のクオリティが全てを決する」と考えているようで、
「平均的な」選手ばかりの日本に「グループのライバルたちと同じような競争する機会はなく、彼らは勝ち点の提供者に過ぎない」と断じた。

グループHから決勝トーナメントに進出する2チームをポーランドとコロンビアと予想したアギーレ氏。
19日にコロンビアとの大会初戦を迎える日本代表は、元指揮官の悲観的な予想を覆すことができるだろうか。

6/19(火) 19:48配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180619-00275904-footballc-socc&;pos=5

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