00013倍理論 ★
2018/06/19(火) 17:31:25.71ID:CAP_USER96月14日の開幕からすでに14試合が消化されたロシア・ワールドカップ。いよいよ火曜日、ラストを飾ってグループHが試合日を迎える。21時キックオフの日本vsコロンビア戦に日本中の視線が注がれるはずだ。
オープニングデーにロシアがサウジアラビアを5−0で粉砕し、2日目にはポルトガルとスペインが娯楽度満点の3−3ドローを演じるなど、開幕直後は圧巻のゴールショーが繰り広げられた。しかしその後は、0−0から終了間際に1点が入るゲームが相次ぐ。スコアレスの試合こそゼロながら、なんと14試合中「1−0」が6試合とゴールの乏しい展開が続く。大会5日目を終えての1試合平均は「2.28点」。これはどれくらいにペースなのだろうか。
全試合消化での過去ワーストは、1990年イタリア大会の「2.21点」だ。2位が2010年南アフリカ大会の「2.27点」で、現在の数値だけで判断すれば「2.28点」は史上3番目の低さ。前回2014年ブラジル大会が「2.67点」で史上7位タイだったことを考えれば、かなりの得点減と言えるだろう。
そこはやはりグループリーグ第1節だけに、出場国が手堅いアプローチで試合に臨むからなのか。かならずしもそうとは言い切れない。90年大会はグループリーグ第1節の平均が「2.33点」で、グループリーグ36試合の平均が「2.27点」とどちらも最終値より高い。かたや10年大会は第1節が「1.56点」と極端に低く、グループリーグ48試合の平均が「2.27点」となった。とはいえ決勝トーナメントに入るとより守備的なゲームが増えるのは必定で、ここまでの「2.28点」も結果的に下がっていく可能性が高い。
メキシコがドイツ自慢の攻撃陣を見事に封じ込めたように、近代サッカーの守備戦術は大会を重ねるごとに進化している。いずれにせよ、今大会も過去最低ペースで推移しているのは確かだ。はたしてこの傾向が、今夜の日本vsコロンビア戦にどう反映されるのだろうか。
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