ほんとはね、毎日毎日お仕事が終わって反省会みたいなのをじゅりな(松井珠理奈)さんがしてくださってたけど、
特に私は初選抜でそもそも選抜のサイクルについていくだけでも必死だった。初めてのことだらけでお仕事ひとつひとつがどうだったか考えてる暇さえなかった。でも楽しかった。
りょうは(北川)はまだ入ったばかりで意見もなかなか言えなくて。
人見知りで。とにかくふたりで必死だった。
SKE48のこと、りょうは(北川)のことを想って発言したりしてたけど
なにがいけなかったのか、ほんとにそれは反省すべきことだったのか、よくわからなかった。
ホテルに帰って、いや、ホテル帰る前かな?
衣装から私服に着替えてる時かな?
もうふたりで毎日毎日毎日毎日毎日毎日、泣きまくったよね。笑
だからか、メンバーみんなから
12月のカンガルーほんとに素敵な曲だね!って言われても、
わかるんだけどその時のことばかりが脳内を横切ってって、曲や衣装のことなんかわからなかった。客観視できてなかった。
フラッシュバックしてなかなか好きになれなかったんだ。そうだよね?
歌ってる時も全然よくわからなかった。
そんな気持ちを察してくださっていたのか、
的確に厳しく、かつ優しく支えてくださったれな(松井玲奈)さん。
選抜落ちしてメンバーやさえ(宮澤佐江)さんが支えてくれて、
考え方がかわって、愛おしくなって、だーい好きになれた曲。
思い出が詰まってるなんてそんな小さいもんじゃない。
誰よりも私たちが
愛してる1曲です。

そんな経験をした私だからこそ言える。
結果は人が決めること。結果はすぐには出ない。

自分の考えを押し付けない。怒ってばかりじゃみんなはついてきてくれない。アドバイスと強要は違う。
最後まで教えてあげる。何がだめだったのか、何が違うのか、
ただ違うってひとことじゃ何も知らないこれからの後輩たちはわかんないよ。
ルールは人によって変えない。それは変えた時点でルールではない。
と。

りょうは、ありがとう。
れなさん、じゅりなさん、ありがとうございました。



(ここまで露骨な珠理奈批判をした後輩は宮前が初めてであり最後に気概があるとこを見せた)