【モロッコ 0-1 イラン ロシアワールドカップ・グループリーグB組第1節】

 現地時間15日に行われたロシアワールドカップ・グループリーグB組第1節でイランはモロッコに1-0で勝利した。イランにとって20年ぶりとなるワールドカップでの白星は、アジア全体としても8年ぶりの勝利となっている。

 2014年ブラジルワールドカップで、アジア勢は勝利がなかった。日本、韓国、イランが1分け2敗、オーストラリアは3戦全敗で敗退となっている。

 これに加えて、2010年南アフリカ大会では、決勝トーナメントに進出した日本と韓国が敗戦。アジア勢として最後の白星は、グループリーグで日本がデンマークを3-1で下した試合で、以後16試合、アジア勢はワールドカップで勝利がなかった。

 イランの勝利で他のアジア勢も波に乗っていきたいところだ。

フットボールチャンネル 6/16(土) 2:19
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180616-00274840-footballc-socc

●アジア勢初得点はまさかのオウンゴール。

幕切れは劇的だった。両者一歩も譲らない激戦は0-0のまま6分間のアディショナルタイムに突入する。そしてドラマは95分に生まれた。

 イランは左サイドの深い位置でフリーキックを獲得し、DFエハサン・ハジサフィが左足で蹴る。ニアサイドに鋭く蹴り込まれたボールを、モロッコのFWアジズ・ブハドゥズがクリアを試みるも、頭で突いたボールは無情にもゴールネットに突き刺さった。

 14日の試合でサウジアラビアが0-5でロシアに完敗していたため、このオウンゴールは、ロシアワールドカップでのアジア勢初得点となった。そしてイランにとっての今大会初勝利にして、20年ぶりとなるワールドカップ通算2勝目を引き寄せる劇的な1点となった。

フットボールチャンネル6/16(土) 2:21
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180616-00274843-footballc-socc

写真
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動画
https://tver.jp/corner/f0022768

NHK
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